【注目の新店】勝手に体がととのう蕎麦屋!? 『浅草 更科天狐』の食べても太りにくく美しさを保つ料理とは

「外食=身体に悪い」「ヘルシー=物足りない」の価値観を覆す蕎麦屋

ガラスドア越しに見る『浅草 更科天狐(さらしなてんこ)』店内
ガラスドア越しに見る『浅草 更科天狐(さらしなてんこ)』店内

『浅草 更科天狐』は、飲食店の店舗開発や、商業施設出店支援事業などを展開する株式会社エイトシナジーと、「高円寺 動悸(ときめき)」などの話題店を手がける飲食店プロデューサー・森智範さんとのタッグによって生まれた蕎麦店。

 同店のコンセプトは、「食べると勝手にととのう蕎麦屋」。分子栄養学アドバイザーの岩本綾子さん監修のもと、分子栄養学に基づいた、食べても太りにくく美しさをキープする効果が期待できるメニューを展開しています。

コンセプトについて解説する森智範さん
コンセプトについて解説する森智範さん

 このコンセプトには、森さんご自身が体調を崩し、「質的栄養失調」と診断されたことが大きくかかわっているそう。

 質的栄養失調とは、食事の量は足りているのに、必要な栄養素が摂取できていない状態のことで、「現代型栄養失調」とも呼ばれています。この経験から森さんは、健康を全面に打ち出した蕎麦店を発案。「外食=身体に良くない」、「ヘルシー=物足りない」というイメージを払拭したいと語ります。

展開メニューの一部
展開メニューの一部

 グルテンフリーかつ低糖質な蕎麦として、「さらしな」「玄挽き(田舎そば)」「十割そば」の3種を用意。お造りや焼き物、デザートにいたるまで、高品質かつヘルシーであることにこだわり、満足感がありながら、罪悪感なく楽しめることが最大の特長です。

 客席は、1階にオープンキッチンを取り囲むカウンター席と、2階にテーブル席と茶室が設けられており、1階カウンター席では活気ある料理人たちによる調理風景を間近に眺められます。蕎麦店というと格式高いイメージがありますが、注文を受けるたびに「よろこんで!」と返事する料理人たちの声は大衆居酒屋のように親しみやすく、くつろいだ気持ちになれます。

 それでは注目のメニューをご紹介していきましょう!