朝食はセブンオリジナルの「鶏中華粥」

朝食によく食べたのが「鶏中華粥」(321円)です。この商品は1食128kcalで、たんぱく質が約11g摂れます。
この中華粥、数値がダイエット向きというだけではありません。柔らかな鶏肉がゴロゴロ、椎茸やもち麦の粥もたっぷり入っていて、すごく美味しいのです。ただし、これだけだと1食あたりのたんぱく質が足りないので、ここにゆで卵1個(たんぱく質6g)、もしくは高タンパク質・脂肪ゼロのヨーグルト「オイコス(OICOS)」(たんぱく質10g)などを足して、朝食にしていました。満足感もかなりあり、昼過ぎまでお腹が空くことはありません。

ちなみにこの中華粥シリーズには、「コムタンクッパ」(321円)もあり、こちらも美味しいのですが、カロリーが162kcalと「鶏中華粥」よりやや高く、たんぱく質は7.8gと若干少ないので、ベストは「鶏中華粥」だと思います。
昼食は食べ応えあるローストチキンのサンドイッチ

続いてランチです。ほぼ2週間、これを食べ続けたと言っても過言ではないほどリピ買いしたのが、「たんぱく質がとれるチキン&チリ」(429円)というサンドイッチ。1食272kcal、たんぱく質が26gも摂れます。具材はローストチキン、半熟茹で卵、チリソイミートが入っており、ずっしりと重く食べ応えも抜群です。
このサンドイッチもとても美味しくて、ダイエットをしていることを忘れるくらいの満足感が得られます。ここが実は非常に重要なポイント。満足感のない食事をしていると、いつも「お腹が空いた……」という気持ちになります。つまり、脳が「自分の体は飢餓状態」という信号を出している状態になるので、つい間食したくなったり、ドカ食いに走ったりしがちなのです。
ちなみに、このサンドイッチのお供に、セブンイレブンの「オニオンスープ」(1袋127円)も食べていました。こちらはフリーズドライ商品で、1食28kcal、たんぱく質0.9g。3種類のソテーオニオンが使われており、お湯を注ぐと玉ねぎが溶け出し、まるでチーズのような芳醇な香りと旨みがあるスープに変身。サンドイッチとの相性も良く、満足感をさらにプラスしてくれました。
ダイエット中の楽しみはスイーツバー!
![「豆腐スイーツバー ガトーショコラ」[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/11/20241116-sevendiet07.jpg)
そして、このセブンダイエット成功の大きな秘訣と言っていいのが、実は間食なんです。通常、ダイエット中におやつはご法度ですが、セブンダイエットにおいては話が別。この商品なくして成功はなかった、と断言できるくらい楽しみだったのが「豆腐スイーツバー ガトーショコラ」(192円)です。スイーツなのになんと1本81kcal、たんぱく質6g 。

名前の通り豆腐を使ったスイーツなのですが、食べた瞬間、本物のガトーショコラを食べたかのようななめらかな口どけと豊かな風味が広がる逸品。味わいの奥のほうに豆腐の味を感じますが、かなり濃厚なカカオが前面に来るので、代替品とは思えないほど美味しいです。
本物のガトーショコラより軽くて、後味もさっぱり。スイーツなのに罪悪感もゼロ。むしろ本物より好きかも! と思うくらい優秀な商品です。これで、ダイエット中の苦しい“甘いもの欲”も完全に抑えることができます。
夕食はたんぱく質をしっかり補う!

最後は夕飯です。夜は寝るだけなのでカロリー消費が期待できません。つまり食事量は極力控え、1日に摂るべきたんぱく質を補うことを第一に考えました。中でも頻繁に食べたのは減量の定番アイテム「サラダチキン」と「千切りキャベツ」(半袋)です。セブンイレブンはサラダチキンの種類が豊富なので、「プレーン」、「ケイジャンチキン」、「ハーブチキン」、「炭火香るチキン」などなどを日替わりで。1枚食べるとおよそ125kcal 、たんぱく質が約26g摂れます。
これに、ゆで卵を1個、そしてオイコスなど、たんぱく質が高吸収できるヨーグルトを足すことも。こうすると、1日のたんぱく質量が目標の100gに限りなく近づきます。
まとめ
というわけで、筆者が2週間続けた「セブンダイエット」は以上になります。量が少なくてお腹空きそう、と思う人もいるかもしれませんが、実際試してみると、空腹感はゼロ。しかも美味しいうえに徐々に体重が減っていくのが楽しいので、これならまだまだ続けられそう、というのが筆者の実感です。
もちろん、適度な運動(有酸素運動+筋トレ)もしながら、というのは重要です。これから年末年始に向け、何かと会食が多くなる時期。皆さんも独自の視点でセブンダイエットに挑戦してみては?
(撮影・文◎土原亜子)