牛タンとネギの最強コンビが旨い! すた丼屋の「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼」を食べてみた

●『すた丼屋』の新作「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼」を食べてみた罪悪感に満ちた肉系丼メニューが腹ぺこピープルズに大人気のチェーン『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』では、ただ今期間限定丼「牛タン豚トロすたみなネギ塩焼肉丼」を販売しています。
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●『すた丼屋』の新作「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼」を食べてみた

 罪悪感に満ちた肉系丼メニューが腹ぺこピープルズに大人気のチェーン『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』では、ただ今期間限定丼「牛タン豚トロすたみなネギ塩焼肉丼」を販売しています。

 昨年11月の「超牛カルビ焼肉丼/超豚バラ焼肉丼/豪快すたみなにくニク焼肉丼」、12月の「ハラミコンボすたみな焼肉丼」に続く「焼肉プロジェクト」第3弾となる今回の焼肉丼は、茶碗3杯分の白飯の上に希少価値の高い柔らかな牛タンと国産豚トロを合計約150g分をド~ンと乗せ、両方のお肉と相性抜群の「すたみなねぎ塩だれ」を小鉢に入れて別添えで提供。さらにお味噌汁(店内飲食時のみ)も付いてくるという、これまで以上に贅を極めた構成となっています。

 タンは食べても豚(トン)ばかりと、小気味良いリズムが逆に物悲しくなる筆者のタン事情はまあさておき、塩テイストでいただく豚トロと牛タンは肉好きにとっては浪漫であり、当然ながら魅力たっぷり。果たしてどんな味わいで楽しませてくれるのか、さっそく最寄りの『すた丼屋』にて思う存分にかっ食らってみたいと思います!

「牛タン豚トロすたみなネギ塩焼肉丼」1180円(税込)※一部店舗では価格が異なる場合あり
「牛タン豚トロすたみなネギ塩焼肉丼」1180円(税込)※一部店舗では価格が異なる場合あり

 タッチパネルでオーダーを済ませて約6分。さほど時間を要すことなく丼完成の告知がモニターに表示されました。カウンターで受け取ってから自分の席に戻るまでの間に、顔にかかる香ばしい肉の香りが食欲のスイッチをバチッと入れてきます。

 はやる気持ちを抑えつつ、まずは肉のチェックから。トッピングの白髪ねぎを端に寄せつつ数えてみると、豚トロは10枚、牛タンは5枚。肉の下に何枚か数え損ねた肉がいましたので、どちらも枚数は1枚ほど増えるかもしれません。何にしても、多いことはいいこと(笑)。

豚トロはざっと数えて10枚ほど。脂身の甘味にシビれます
豚トロはざっと数えて10枚ほど。脂身の甘味にシビれます

 では、豚トロから食べてみます。別添えの塩だれを付けずに、ダイレクトでお口にイン。豚トロ独特のザザッとした食感に続いて、脂身の甘い味わいが適度な塩気でぐぐっと際立ちます。しつこさは全くなく、噛み締めるほどに豚の旨みと甘味が口の中を満たしていきます。1個のサイズは3~4cm程度とそれほど大きくありませんが、食感の良さと旨みの強さは文句なし!

こちらは5枚乗っていました。噛むほどに旨味がじゅわっと染み出てきます
こちらは5枚乗っていました。噛むほどに旨味がじゅわっと染み出てきます

 続いては、牛タン。こちらもそのまま食します。肉は薄いけど柔らかさの中にしっかりと食感が残り、こちらもちょうどいい塩加減がタンの旨みを引き出してきます。豚タンばっかり食べているせいで、明らかに異なる牛の味わいに図らずも感動してしまいました。

ねぎ塩だれの塩味とねぎ味、柑橘系の酸味が肉の美味しさを引き立てます
ねぎ塩だれの塩味とねぎ味、柑橘系の酸味が肉の美味しさを引き立てます

 両者の肉味を確認したところで、次は「すたみなねぎ塩だれ」をチェック。箸で取りペロッとひと口……。思ったほど塩味とねぎの辛味が強くありません。よく見たら青ネギだけじゃなくて、刻んだ玉ねぎも入っています。ほのかに柑橘系の酸味と旨みが来るあたり、レモン汁とニンニクが隠し味としてブレンドされている感じです。

 それでは豚トロに軽く乗せていただいてみます。これは合う! 塩だれの味わいが豚トロの美味しさに重なり、ウマさが格段にアップします。これだけ美味しいなら、牛タンの方もさぞかし美味しくなるのでは…うーん、ビンゴ! 牛タンと一体になるだけでなく、ねぎの食感がアクセントになって美味しさがワンランクもツーランクもアップします。

 その後は、もちろんノンストップ。白髪ねぎと一緒にパクパク、豚トロに七味を振ってパクパク(ちょっとかけすぎたくらいがちょうどよい)、牛タンには多めにねぎ塩だれを乗せて白飯と一緒にガツガツと、欲望の赴くままに食べ進めてあっという間に完食。ウマかった~。ごちそうさまでした!

まとめ

 すたみなねぎ塩だれの美味しさアップのアシストがとにかく強力。豚トロも牛タンも、塩だれを付けて食した後は肉単独で食べると味に物足りなさを感じてしまい、小鉢に塩だれを残すことなく最後の1枚まできっちり纏わせて食べ切るに至りました。

 合計で約150gもあれば余裕でご飯を消費できるだろうと思っていた肉の量ですが、序盤で肉だけで多めに食べてしまったせいもあって、終盤は肉1切れに対してご飯をふた口も3口も頬張る羽目に。それはそれで美味しかったんですが、肉が足りなくなる事態は避けたいなという方は、派生メニューの「唐揚げ合盛り」(1480円/税込)や「すたみなメンチカツ合盛り」(1480円/税込)、牛タンと豚トロが約2倍の「肉W盛り」(1780円/税込)で、思う存分ご飯をかっ食らうのが最善手でしょう。

 食べ始めから食後の余韻に至るまで、満足できること間違いなしの「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼」。ぜひ早めに最寄りのお店へ向かって、大歓喜の舌鼓を打ち鳴らしてみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼

期間:2024年2月1日(木)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了
販売:一部店舗を除く全国の『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』
https://sutadonya.com/