絶対旨いに決まってる!『情熱のすためし どんどん』の期間限定「牛タンとろろ月見丼」を食べてみた

絶対旨いに決まってる!『情熱のすためし どんどん』の期間限定「牛タンとろろ月見丼」を食べてみた
食楽web

●情熱のすためし『どんどん』期間限定丼を調査! 牛タンと玉子とか旨いしかないメニューを食べてきた

「すためし」「油そば」「とんこつらぁ麺」の三本柱を中心とした、漢気に溢れるガッツリ系メニューが好評を博している外食チェーン『情熱のすためし どんどん』では、5月1日より期間限定新メニュー「牛タンとろろ月見丼」を販売しています。

店頭メニュー(食楽web)
店頭メニュー(食楽web)

 香ばしく焼き上げた牛タンと、相性抜群のとろろ&生卵、刻んだ青ネギに海苔をトッピングしたシンプルな構成。それゆえに、“美味しそう”がダイレクトに伝わってくる丼となっております。何度か食事はしているお店ですが、当然ながら牛タンメニューは初めて。果たしてどんな味わいとなっているのか、実食にてしっかり確認してみたいと思います!

味噌汁付きで950円(税込)
味噌汁付きで950円(税込)

 食券を店員さんに渡して待つこと約8分、丼が運ばれてきました。ビジュアルはもう完璧、牛タンの茶色、とろろの白、卵黄の黄色、青ネギの緑、そして海苔の黒と、羅列するのが全く苦になりません(笑)。

牛タンは大きさが5cm四方で厚さは2mmほど。しっかり焼かれています
牛タンは大きさが5cm四方で厚さは2mmほど。しっかり焼かれています

 まずは主役の牛タンから。サイズも厚みも正直なところ「まあこんなもんか」ではありますが、噛み締めるほどに感じる弾力と肉の味わいはまさしく牛タン。強すぎず薄すぎない塩加減のちょうどよさが嬉しいです。

 続いては丼の中央にデンと構えるとろろと卵黄。テーブルの醤油をちょこっと垂らし、しゃかしゃかとかき混ぜてご飯と食べます。とろろの粘り気に黄身の濃厚さが入り、ご飯が恐ろしく美味しい! とろろがかかっていない部分のご飯にも薄っすらと塩っ気があるということは、牛タンの仕上げに塩だれを使っているのか? これなら醤油ナシでも、とろろご飯が普通に食べられそうです。

とろろご飯と一緒に食べるとウマさ爆発!
とろろご飯と一緒に食べるとウマさ爆発!

 ご飯と牛タン、とろろに青ねぎ&刻み海苔を箸の上に乗せて、一度にパクッ。牛タンの食感と塩だれの塩味、とろろと黄身の旨み、青ねぎの食感と辛味、海苔の風味と、全ての味わいが口の中で喧嘩するどころか見事にフュージョン。美味しさが飛躍的にアップします。幸せ~。

 ペース配分を完全に誤って牛タンを先に平らげてしまうも、わずかに残ったとろろと塩だれのおかげでご飯を食べるペースは全く落ちず。濃い目の味が何気に美味い味噌汁でシメて無事に完食となりました。ごちそうさま!

まとめ

 牛タンは8枚と数こそありますが、1枚のサイズが小さく薄く、これを目当てにオーダーするとガッカリしてしまうかも。ただ、とろろと卵黄、青ねぎと刻み海苔が牛タンへのネガな印象を完全にカバーする名アシストぶりを発揮。牛タンの存在を消すどころか上手に引き立たせ、丼全体の美味しさを値段相応の高みに引き上げてくれます。

 とろろは量が少なめで、追加(+100円/税込)してもいいくらいでした。あと、忘れてならないのは牛タンの味の仕上げに使っていると思われる塩だれ。しょっぱすぎず薄すぎずの絶妙な塩加減だけでなく、ほのかに感じる胡椒や塩だれ自身の旨みが、ご飯とマッチしていました。これに黄身のコクが加わったとろろと一緒になって、そりゃあもう合わないはずがありません。個々の具材ではなく、丼全体で見たときの完成度の高さに注目すべき一杯のように感じます。

 今回の「牛タンとろろ月見丼」は5月・6月の期間限定メニューということで、提供期間は6月30日までとスケジュール的には余裕たっぷり。公式サイトにて最寄りの『情熱のすためしどんどん』を検索の上、ぜひお店に足を運んで充実の丼を楽しんでみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

牛タンとろろ月見丼

期間:2023年5月1日(月)~6月30日(金)
販売:『情熱のすた飯どんどん』11店舗(三鷹駅前店を除く)
https://gardengroup.co.jp/sutameshi/