お店の良心が伝わってくる癒しの味わい! 『ワカフジベーカリー』の「ウエハー」

まずは、横須賀市の中心部から南にある久里浜駅からほど近い『ワカフジベーカリー』の「ウエハー」。筆者が同店を訪れた際は、お店の前に人がゴッタ返していましたが、なんとか「ウエハー」をゲットすることができました。カステラを挟んでいる格子状のウエハースは、見た目よりも柔らかいです。
かじってみると、程よい甘さのカステラと優しい口当たりのウエハースが一体化し、何故だかクセになります。どこかお店の良心を感じるような味わいでもあり、初めて食べるのに、懐かしくほっこりする味わいでした。
ちなみに『ワカフジベーカリー』ではこの他にも多くの惣菜パンがあり、もちろん有名なご当地パン「ポテチパン」も人気。横須賀散策の際は必ずゲットしたい『ワカフジベーカリー』の「ウエハース」。その優しい味わいに気持ちまで癒されることウケアイです。
パン寄りの味わいでより強い食べごたえが嬉しい「ウエハー『ス』」『北原製パン』の「ウエハース」

もう一件、横須賀市内で「ウエハー」が美味しいパン屋さんがあると聞き向かったのは横須賀中心部から北部にある追分エリアの『北原製パン』。国道16号沿いにある渋い店で、お店のショーウインドウには美味しそうな惣菜パン、甘味系パンがズラリ並んでいました。
その中にあったのが「ウエハース」。「ウエハー」ではなく、ちゃんと「ス」を入れているところにお店の矜持を感じます。『北原製パン』の「ウエハース」は、『ワカフジベーカリー』よりも、さらにパンに寄ったボテッとした質感です。カステラの密度も濃く、より強い食べ応えを感じることができました。こちらもまた、昭和感を感じる泣ける味わいで、やはり近隣を巡る際は、必ず立ち寄りゲットしたい逸品でした。
●まとめ:横須賀市内のパン店で見かける「ウエハー」は見た目よりも柔らかく、素朴で優しい味わいだった。そして、もっと評価されるべき一品だった!

今回は2店舗の「ウエハー」をいただきましたが、横須賀市内には、他にも「ウエハー」を出すパン店が多くあるようです。横須賀で静かに根付くご当地パン「ウエハー」は、一口かじるだけで昭和時代の景色が浮かんでくるような懐かしい味わいでした。小さなお子さんから大人まで誰でも美味しくいただけるこの味は、もっと評価されるべきだと思いました!
横須賀を散策する機会がある方は、ぜひ横須賀の隠れソウルフード、「ウエハー」をゲットしてみてくださいね。
(撮影・文◎中西ふみえ、松田義人)