●東京ラグビーの聖地有楽町の『新日の基』を調査。世界の有名選手も訪れるそのわけとは?
9月8日から10月28日まで、フランスで開催予定の第10回ラグビーW杯。前回は日本開催ということもあってラグビー熱が一気に盛り上がったけれど、今年は果たしてどうなるのか。
そこで、前回観戦してすっごく面白かったからまた観るよ~、という人から、ルールも選手も全く知らないけれど、W杯きっかけにちょっと観てみようかな~、という人まで、ぜひ行って欲しいのが、有楽町にある『新日の基』。ガード下にある海鮮居酒屋なんですが、実はここ、世界中の有名ラガーマンが来日の際には顔を出すという、ラグビーファンにはたまらない場所なんです。
店に入ると、3代目店主のアンディさんがニコニコとお出迎え。アンディさん、実は元ラグビーの選手で、来日後ラグビーチームを結成、日本の近代ラグビーの立役者の一人でもあるとのこと。そのため、現役時代から今まで交流がある、世界中のラグビー仲間がこの店に訪れるそうです。
「クボタ(クボタラグビー部・クボタスピアーズ(※))は弱い時から付き合いがありますね、コーチングとかスタッフではないけれど、長い間サポート、支えています。だからクボタの選手が集まる場所なんですよ」とアンディさん。
そして、2019年の日本開催W杯の時には、それこそ世界中の選手や監督、コーチがこの店に顔を出し、大いに盛り上がったとのこと。世界中のチームのサイン入りユニフォームに、壁の至る所にサインや写真、というのも納得です。
(※)クボタスピアーズは、2003年ジャパンラグビートップリーグ発足時からトップリーグの常連として戦ってきたチーム。2022-2023シーズンは最上位クラスのD1で1位になっています。
店内にはファン垂涎のアイテムがずらり
そしてここは海鮮居酒屋。「初代、2代目からずっと、築地で仕入れた新鮮な魚介類を、今は豊洲で仕入れています。私の代になってから、メニューにフィッシュ&チップスを取り入れました。実は私の曽祖父が、フィッシュ&チップスの人気店を営んでいたからです」とアンディさん。それはぜひ頼まねば!
ということで、『新日の基』のおすすめメニューをいくつか教えてもらいました!