![唐揚げにオーロラソースは反則でしょ!『大阪王将』で味わえる高知ソウルフード「チキンナンバン」が旨すぎた!](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230619oosakaousyou01.jpg)
●『大阪王将』から高知のご当地飯が登場! 本家宮崎県のチキン南蛮との違いを食べて確認してきた
「元祖焼餃子」を始めとする美味しい町中華メニューが老若男女を問わず代行不応を博している人気チェーン『大阪王将』では、ただ今「国宝級お宝めしシリーズ」の最新作「高知のチキンナンバン定食」を、7月23日までの期間限定で販売しています。
![メニュー表(食楽web)](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230619oosakaousyou02.jpg)
「チキン南蛮」といえば、甘酸っぱいタレにくぐらせた鶏唐揚げにタルタルソースをかけた宮崎県のソウルフードを思い浮かべる方が大半かと思われますが、今回の「チキンナンバン」は聞こえ方は同じでも「チキン南蛮」とは別物の、知る人ぞ知る高知のソウルフード。甘醤油のタレを纏わせた鶏唐揚げにオーロラソースをかけて仕上げた一品となっております。
これはさすがに食べて見ないことには何とも言えんなあ…ということで、さっそくメニューを提供しているお店に直行。実食にて、そのお味を含めた詳細をレポートしたいと思います!
食べて納得!ブームになってないのが不思議なほど旨い「高知のチキンナンバン定食」
![「高知のチキンナンバン定食」990円(税込)。ご飯は無料で大盛りor小盛りに変更できます ※店舗により価格が異なります](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230619oosakaousyou03.jpg)
タブレットで注文を済ませ、待つこと約5分。店員さんが「チキンナンバン定食」を運んできました。何か盛りがすごくないかこれ!? 大きめの鶏唐揚げがお皿の上で小さな丘を作っています。
![チキンの豪快な盛られっぷりに、思わず声が出てしまいました](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230619oosakaousyou04.jpg)
早速、チキンナンバンからいっちゃいましょう。オーロラソースがかかっているところからパクっ。おおぅ、柔らかくて油ジューシーだ! 鶏肉は筋張ったところやパサパサ感が一切なし。衣の香ばしさと醤油系の甘辛タレ、酸味を抑えたマヨテイストのオーロラソースの味わいが口の中でひとつになり、とんでもない美味しさを形作ります。ヤバい、今食べたチキン1個だけで茶碗のご飯の3分の1は余裕で食べられそう!
![チキンは1個が大ぶりなサイズ。柔らかジューシーで大変美味!](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230619oosakaousyou05.jpg)
オーロラソースが多めにかかっているところはこってり濃い目のジャンキーなテイスト、かかっていないところはタレの旨みと、かぶりついた位置によってナチュラルに味が変化します。さらに添えられたキャベツの千切りが、チキンの強い味わいとクドさを絶妙に緩和&リセットし、食べるペースが一向に衰えません。
結局、量が少ない上にチキンでいただくご飯のウマさにあらがうことができず、ご飯の方を先に完食。キャベ千、そしてセットのたまごスープとともに残ったチキン3個をじっくりと味わって、全体の完食へと至りました。ごちそうさま!
まとめ
![](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2023/06/20230619oosakaousyou06.jpg)
冒頭で「チキン南蛮」との違いを簡単に触れましたが、実際に食べてみて改めて“別物”であることを再確認。オーロラソースと甘辛タレの組み合わせは、想像を遥かに超える美味しさを生み出していました。あとはやっぱり鶏肉。むね肉など他の部位を混ぜずにモモ肉だけを使い、さらに肉の厚みをしっかりと感じられるカットにしたのも大正解。これが一皿に7個前後も盛られれば、見た目だけでなく食べ応えもボリュームたっぷりとなるのは必然ですよね。990円(税込)の価格も、十分に納得できる量と構成だったように思います。
これだけナイスな仕様なのに、ブレイクに至ってないことが逆に不思議に思える「高知のチキンナンバン」。ぜひ『大阪王将』で、その美味なるテイストに遭遇してみてください。お腹を存分に空かせておいて、ご飯大盛りでガッツリいくのがオススメですよ!
(撮影・文◎河西まさあき)