【実食レビュー】煮干し好き必食! ラーメン魁力屋の「煮干しまぜそば」が旨すぎた

【実食レビュー】煮干し好き必食! ラーメン魁力屋の「煮干しまぜそば」が旨すぎた
食楽web

●『魁力屋』の期間限定メニューを調査。煮干し感がスゴいと話題の「煮干しまぜそば」を食べてみた

 何度食べても飽きの来ない特製醤油ラーメンとリーズナブルな価格でお腹パンパンにいただけるセット&定食、上質な一品料理が大好評を博している人気ラーメンチェーン『ラーメン魁力屋』では、ただ今期間限定にて新作メニュー「煮干しまぜそば」を提供中。抜群の美味しさに魅了された麺好きたちからのリピートが、日を追うごとに増加している模様です。

店頭メニュー(食楽web)
店頭メニュー(食楽web)

 煮干しのパンチが効いた特製の「鬼煮干しダレ」「煮干しオイル」をベースに、刻み玉ねぎやチャーシュー、メンマ、たっぷりの魚粉と厳選した高品質の背脂を具材に採用。昨年10月に販売された「カレーまぜそば」以来、久々に登場した期間限定“まぜそば”となります。煮干しを全面にフィーチャーした今回は、果たしてどんな仕上がりとなっているのか。お店での実食で、その味わいをしっかりと確認してみたいと思います!

こってりで濃密な「煮干しまぜそば」を実食!

今回は麺280gの「並」880円をオーダー。麺の量が1.5倍(420g)になる「大」1012円もある
今回は麺280gの「並」880円をオーダー。麺の量が1.5倍(420g)になる「大」1012円もある

 店員さんにオーダーを告げてから、約8分ほどで「煮干しまぜそば」が着丼。香りは煮干しの魚感よりも、特製タレの醤油の風味が前に出ています。

 キレイに盛られたトッピング具材は、刻み玉ねぎ、刻み青ねぎ、メンマ、棒状にカットされたチャーシュー、刻み海苔、魚粉、背脂の全7種類。崩して混ぜるのに心がちくっと痛みますが、いつまでも眺めているわけにはいきません。豪快かつ丁寧に、具材の下の麺を器の底から返していくと、温かな湯気がふわっと顔を触ります。

こってり濃厚な特製タレが中太ストレート麺によく絡みます!
こってり濃厚な特製タレが中太ストレート麺によく絡みます!

 具材と麺をしっかりと混ぜ合わせたところで、いよいよ最初のひと口目。ずるるる…これは思った以上に、こってりで濃厚な味わいだあ。細かくざらっとした魚粉の舌触りはありますが、魚介の風味はそれほど強くない。旨みと甘味が溶け込んだ特製ダレのほどよい醤油テイストが、中太ストレートの麺にしっかりと絡んできます。麺の1本1本が旨味のベールを纏っている感じです。

キレイに盛られた具材は全部で7種類。混ぜるのが惜しい!
キレイに盛られた具材は全部で7種類。混ぜるのが惜しい!

 刻み玉ねぎのシャキシャキ感と辛味、刻み青ねぎのショリっとした食感とネギ味、メンマとチャーシューの柔らかな食感と旨み、刻み海苔の風味と、混ぜた具材たちが美味しさを上乗せしていきます。特製ダレも濃密なのにしつこさを感じず、口の中に美味しい後味をほんわりと残していく役者ぶりを発揮。たっぷりの具材と280gの麺を、あっという間に平らげてしまいました。ウマかった。ごちそうさま!

まとめ

店頭でも大きく告知されている
店頭でも大きく告知されている

 テイストは、一言でいえば「こってりで濃密」。“煮干し”と銘打っていながらも乾いた魚の風味や尖った魚介感はほとんどなく、強い旨みだけがクローズアップされたように感じました。もし、まぜそばを食したことがないという人が今回の「煮干しまぜそば」を初の実食としたならば、高確率でハマっちゃうんじゃないかなあ。そんな風に思えるほどの、実にナイスな美味しさでした。

 お店からは終売日のアナウンスが出ていませんが、なくなり次第提供終了ということで実食は早めに行うのが吉。ぜひ最寄りの『ラーメン魁力屋』で、極上のまぜそばを堪能してみてください!

(撮影・文◎河西まさあき)

●DATA

煮干しまぜそば

期間:2023年5月17日(水)~ ※期間限定・なくなり次第終了
販売:一部店舗を除く全国の『ラーメン魁力屋』(北谷店、イオンモール沖縄ライカム店での販売はありません)
https://www.kairikiya.co.jp/