●ひとり焼肉の『ライク』から衝撃の新メニューが登場！？ 総重量1kg超えの「マシマシ肉野菜焼きセット」を食べてきた
カウンター形式の“ひとり焼肉”が大人気のチェーン店『焼肉ライク』では、6月2日より都内3店舗限定で新メニュー「マシマシ肉野菜焼きセット」を提供しています。
1日に必要な野菜の摂取目安量とされる350gの野菜（もやし、キャベツ、玉ねぎ）に煮豚を添え、うどんとご飯、牛骨スープがセットになった、総重量1kgオーバーのボリューミーな仕様。さらに野菜60gとおろしにんにくを無料で追加でき、ご飯の量も通常盛り、大盛り、マンガ盛り（2合分）から自由に選べるなど、腹ぺこピープルズが泣いて喜ぶサービスも用意されています。
『焼肉ライク』でいただく“次郎ライク”な今回のメニュー。果たしてどんな美味しさとなっているのか、実食にて確認してみたいと思います！
この価格でこの量！コスパ最強メシ「マシマシ肉野菜焼きセット」を実食！
タッチパネルでオーダーを済ませ、待つこと約6分。セットが運ばれてきました。ロースターにはもともと焼き網が被せてありましたが、野菜とうどんが入ったホイル鍋に入れ替えられ、そのまま焼きがスタート。後はちょいちょい野菜を返しながら、全体に火が通るのを待つだけです。
それにしても…「まんが盛り」のご飯がエゲツねえ（笑）。家でのご飯は1．5合を2回に分けて食べてるんですが、一度に2合分って…。ちなみにご飯の量は選べますが、ここはメニュー写真に倣わせていただきました。ご飯に驚きつつ待っていると、野菜が焼けてうどんにも火が通ったので、実食を開始！
野菜にはにんにくや香味野菜などをブレンドした味噌系の特製炒めダレがかかっていて、何もつけずにそのまま食べられます。にんにくの旨そうな香りが鼻腔をくすぐります。まずは野菜とうどんを一緒にパク。特製ダレは思ったほど味噌味噌しておらず、どちらかというと旨みがたっぷり溶け込んだ醤油寄りの味わいです。ズバリ、野菜炒めに最適！
うどんは野菜の水気と特製ダレを吸ってもっちもち。焦げた部分が風味と食感にアクセントを加え、非常に美味しい焼きうどん状態となっています。キツさのない濃い目のテイストで、オンザライスも全く問題なし。ドームの天井を崩すがごとく、ご飯がパクパク進んじゃいます。肉好きの気持ちと好みをちゃんと理解＆把握してます。
おかず的には唯一の肉要素となる煮豚は、2cm四方×長さ4cmくらいのサイズ。肉自体に味は入っておらず、特製ダレを纏わせていただくスタイルです。ロースターの熱で柔らかくなり、タレの強い味が加わってまあウマい。ただ、4個しか入っていないこともあって、あっという間に食べ切ってしまいました。うーん、もうちょっと量が欲しかったなあ…。
うどんを完食し、別皿に盛られた野菜をホイル鍋に追加してどんどん焼き上げてご飯をガツガツ。野菜はロースターで常に焼かれている状態なので、口へ運ぶ度にアツアツ状態なのが嬉しいところです。合間に牛骨スープを挟んで口の中に汁っ気を加えながら、食べ進め、無事に完食。ごちそうさま！
まとめ
ボリュームに関しては、まんが盛りのご飯が大きく貢献してお腹パンパンの大満足。特製ダレとにんにくの濃い味＆常に焼き立てのホットな状態となる野菜も、最初から最後までとても美味しくいただけました。ただ、肉要素が数個の煮豚だけとあまりにも少なかったのが残念。バラカルビやハラミを追加する手もあったんですが、食べる量が増すため完食の妨げになりそうで、身動きが取れませんでした…。
また、味わいに変化を付けられるのが牛骨スープだけというのも惜しいところ。通常のセットメニューと同様にキムチがあればなあと感じました。というか、焼肉屋に来て野菜盛りとご飯とスープで終了って、アリかナシかを問われたら間違いなくナシだと思うんですが、そこに突っ込むのはやっぱり無粋でしょうか。
とはいえ、この量で価格は税込890円とリーズナブル。そして適度な量のご飯ならセーフまであると思えば、許すべきポイントになる…のかな？ そして足りない肉は追加オーダーでカバー。せっかくの『焼肉ライク』ですし、これはマストということにしておきましょう。
なお、今回のメニュー提供は恵比寿本店、新宿西口店、渋谷宇田川店の都心3店舗のみとなっています。実食にチャレンジしたいという方は、ぜひ目一杯お腹をすかせてお店に向かってくださいね！
（撮影・文◎河西まさあき）
