冷蔵庫に入っている和の食材を挟んでみた!

今回、筆者が作ったのは2種類。「納豆キムチバーガー」と、「山芋ちくわバーガー」です。
まずは「納豆キムチバーガー」から紹介しましょう。マックのハンバーガーの上のバンズを開け、パティの上にキムチ、さらにその上に納豆(タレと辛子を混ぜたもの)を載せます。

さらに、納豆の上にミョウガと大根おろしを重ね、最後に大葉を刻んだものを載せて完成です。
キムチと納豆というクセが強い食材が2つも入っているので、パンには合わないかな、とも思いましたが、これがちょっとびっくりするくらい美味しい! ミョウガ・大葉といった香りのある食材と大根おろしが全体をバランスよくまとめてくれており、パティにもよく馴染むんです。

しかもこの納豆キムチバーガー、発酵食品が2つも入っているので、栄養価も大幅にアップ。これは正直言って、かなり優秀な和風バーガーだと思います。
続いて作ったのは、「山芋ちくわバーガー」です。

先程と同様、ハンバーガーのバンズを開き、パティの上に大葉をオン。その上にスライスした山芋を載せ、さらにちくわ、岩下の新生姜、そしてチューブわさびを少々たらして出来上がり。

食べてみると、これは実にあっさり、爽やかなバーガーになりました。シャキシャキした山芋とちくわのムッチリした食感も絶妙。そこに大葉と新生姜のスッキリした風味がプラスされ、まさに夏にぴったりの爽やかハンバーガーといった感じです。
ちなみに、山芋はその栄養の高さから通称「山のうなぎ」と呼ばれるほどの逸材。疲労回復、滋養強壮の効果が期待できるし、ちくわはアスリートたちにも注目される高タンパク質食材。つまり、ただのハンバーガーに比べ、栄養価に優れた高機能ハンバーガーに進化したわけです。
というわけで、家にあったものをちょい足ししただけで、美味しいだけでなく、栄養価が高いハンバーガーが完成。そして、意外にもキムチや納豆、山芋など、ごはんに合う食材でもハンバーガーに合うということもわかりました。
そして何より、いろいろ挟んで食べるのは、まるで手巻き寿司のようで非常に楽しいです。ぜひ、家族みんなで試してみてください。
(撮影・文◎土原亜子)