ツウな呑んべえも太鼓判! 京成立石のたこ焼き店『たこ焼大ちゃん』がおいしい理由

ツウな呑んべえも太鼓判! 京成立石のたこ焼き店『たこ焼大ちゃん』がおいしい理由
食楽web

●入れ替わりが激しい飲み屋街で何十年も愛され続ける『たこ焼大ちゃん』の魅力を探ってみた。

 せんべろで有名な京成立石。そこは小規模の飲み屋が数多くある呑んべえ達の憩いの場です。しかし、立石は飲み屋だけだと思ったら大間違い。競争の激しい立石の飲食店の中で、『たこ焼大ちゃん』は地元民の小腹を何十年も満たし続けているのです。立石っ子たちは縁日ではなく、この店の「たこ焼」に慣れ親しんできた人も多いでしょう。

 立石駅南口の立石駅通り商店街を中程まで進み、左に曲がると公園の手前に見えるのが『たこ焼大ちゃん』。「たこ焼」の文字が浮かぶ赤いちょうちんが目に飛び込んできます。この日はたまたま客足が途切れたタイミングに行きましたが、いつもは「たこ焼」を買い求める人たちで賑わっていますよ。

 店主は道頓堀で修業し本場の味を学んだあと、立石でたこ焼屋を開きました。焼き方も昔ながらの焼き方をしているそうで、筆者の大阪出身の親戚にお土産は何がいいかと訪ねると、「たこ焼大ちゃんのたこ焼がいい」と言われるほど。道頓堀の文字は伊達じゃありません。店員さんたちの華麗なピックさばきは、ずっと見ていたくなります。

「たこ焼」は持ち帰り客も多いですが、店の前に置かれたベンチで味わってもよし。食べている人を見たら、思わずたこ焼を買いたくなるほどいい表情を浮かべているんです。

 呑んべえ達は近くのコンビニやスーパーでアルコールを買ってから「たこ焼」を買い、飲み食いしています。彼らは酒に合うものをよく知っていますね。