肉バンズに激辛バーガーも！ KFCの超個性派バーガー「カリホクハッシュのフィレバーガー」を3つ全部食べてみた

●ケンタッキーからまた美味しそうなバーガーが登場！カリホク食感が癖になる新作3つを食べてみた

「オリジナルチキン」や多彩でオトクなセットメニューが大好評を博しているフライドチキンチェーン『ケンタッキーフライドチキン』では、ただ今期間限定メニュー「カリホクハッシュのフィレバーガー」を販売しています。

　昨年10月に行われた「チキンフィレサンド」からの改名以来、より一層の定番化が進んだ人気メニュー「チキンフィレバーガー」に、カリッ＆ホクッの食感がヤミツキになるハッシュポテトをプラスアルファの具材に採用。BBQと辛口の2種類のテイストと、チキンフィレ2枚でハッシュポテトをサンドした「凄肉（すごにく）」の全3種類で展開されます。

　果たしてどんな味わいを体感させてくれるのか。それより何より、狂気の沙汰としか思えない「凄肉」をスルーするわけにはいかんでしょということで、さっそく最寄りの『ケンタ」で現物を購入。各バーガーのテイストを確認してみたいと思います！

「カリホクハッシュのフィレバーガーBBQ」

　まずは「カリホクハッシュのフィレバーガーBBQ」。サイズは直径が約8cm、高さは約7cmほどで、ガブっと頬張れる大きさです。では遠慮なくガブリ！　柔らかなバンズとハッシュポテトのお芋感、レタスの瑞々しさとシャキシャキ食感、マヨネーズソースの酸味と油感、そしてチキンフィレのケンタテイストの衣と肉肉しい味わいが一気に口の中で展開されます。レタスとマヨネーズのおかげでパサついた感じは全くナシ。全体に柔らかで味わいのバランスがよく、思った以上に食べやすい味わいです。

　ハッシュポテトに甘めのソースがかかっていますが、これがBBQソースかな？　これは万人に優しい、食べる人を選ばない美味しさってやつですね。うん、ウマい！

「カリホクハッシュのフィレバーガー辛口」

　続いては「カリホクハッシュのフィレバーガー辛口」。包みを開けたと同時にスパイシーな香りが漂い、さらにバンズとレタスの間にいるオレンジがかったマヨソースが、辛さを強烈にアピールしてきます。意を決してパクリ…。あ、辛い！　思った以上に辛い！　ハッシュポテトとチキンフィレの間にいる赤いやつはトマトソースで、こちらは旨み濃い目の美味しいやつでしたが、マヨベースの辛口ソースがガチで辛い。しかもヒリヒリがいつまでも舌に残るタイプです。チキンフィレはともかく、ハッシュポテトの存在感を消してしまうほどの辛さなんですが、ふた口目、そして三口目とカブり付きが止まりません。

　後引く旨辛さにあがなうことができずに1個食べ切ってしまいました。こちらは冷たいドリンクと一緒にいただくのがオススメ。辛いのが苦手な方は、チョイスしない方が無難といっておきましょう。

「カリホクハッシュのフィレバーガー凄肉」

　最後はお待ちかね、チキンフィレでハッシュポテトをサンドした狂気のバーガー「カリホクハッシュのフィレバーガー凄肉」です。まあ見ての通り、ギルティの塊です。指先をチキンの衣とマヨソースでベタベタにしながらガブリ。チキンフィレの衣と柔らかな肉の味に続いて、マヨソースの酸味とチェダーチーズのコクが広がり、BBQソースを纏ったハッシュポテトは“カリッ＆ホクッ”食感がフチの側に残っていますが、中心部はまるでマッシュポテトのようなクリーミーさをテイストに加えてくれます。

　衣はあっても肉自体に脂がないため、しつこさやクドさを感じずに食べ進められるのは意外でした。ただ、バーガーを食べてる感は皆無で、マヨソースとハッシュポテトで時折味に変化が加わるチキンフィレの大人食いをしている気分。子どもの頃にこれをやったら、間違いなく親に怒られていただろうなあ（苦笑）。既に2個のバーガーを食べていたにも関わらず、こちらもペロッと完食。ごちそうさま！

まとめ

　具材の目玉であるハッシュポテトですが、いうほど“カリッ＆ホクッ”としていなかったのが残念。紙包みの中の湯気でポテトがしっとりしちゃった可能性もありますので、持ち帰りの際は紙包みの封を開けて湯気が籠らないようにしておくといいかもしれません。

　味の方に関しては、「BBQ」が最も普通の無難なテイスト。チキンフィレ、ハッシュポテト、バンズとレタス、マヨ＆BBQソースのバランスがよく、食べやすい仕上がりとなっていました。一方で「辛口」と「凄肉」は…何というか、レポで触れたように個性の爆発ぶりがすごかったです。

　なお、ドリンクMとポテトSがセットになった「セット」（＋360円）や、オリジナルチキンとビスケット、ドリンクM、ポテトSがセットになった「ボックス」（＋560円）もありますので、この機会に「カリホクハッシュのフィレバーガー」をぜひお試しくださいませ！

（撮影・文◎河西まさあき）