●『ケンタッキー』からアメリカの定番料理“バッファローチキン”をイメージしたバーガー2つが新登場。全部食べてみた!
看板商品「オリジナルチキン」やオトクなセットメニューが好評を博している大人気フライドチキンチェーン『ケンタッキーフライドチキン』では、新メニュー「ニューヨークチキンバーガーズ」を期間限定で販売しています。
バーガーの本場であるアメリカ・ニューヨークにちなんだという今回の新作バーガーは、ニューヨーク発祥のグルメ・バッファローチキンバーガーをイメージした「辛旨バッファローチキンバーガー」と、同じくニューヨーク名物のオニオンリングとスモーキーなーBBQソースをチキンフィレとともにサンドした「コク旨オニオンBBQチキンバーガー」の2品で展開されます。
食べる前から分かる、美味しいやつやん! な気しますが、やっぱり実際に食べてみないとね…ということで、最寄りのケンタで現物を購入。そのお味をしっかりチェック&レポートします!
「辛旨バッファローチキンバーガー」
まずは「辛旨バッファローチキンバーガー」。紙包みを開けたと同時に、ほんのりスパイシーな香りが漂ってきます。赤黒いバッファローソースをかぶりつく前にペロッとひと舐め…。辛っっ! 一瞬だけ甘味と酸味が来て、直後にヒリリリとしたド直球の辛さが舌にズドンとアタックします。味わい例えるならズバリ、どろっとしたタバスコ。忖度なんてどこにもありゃしない辛味にビックリです。
とはいえ、こんなところでビビッていても仕方なし。バーガー本体をガブッ。あれ……ウマい(笑)。バンズの下にいるマヨネーズのマイルドな酸味と、レタスの水気とシャキシャキ感、骨なしケンタッキーの衣と鶏肉の旨みが来た後、バッファローソースの極辛テイストが重なってくる感じでしょうか。ソース単独では辛味が前面に出てくるんですが、バーガーの一部として一緒に食べるとスパイシーさに加え、辛味の中にあるトマティーな旨みが絶妙なアクセントに。スライスチェダーチーズは存在感をなくてますが、それすら些末に思えるほどの美味しさ。「これは“旨辛”じゃなくて”辛旨”だわ」とひとりごちしながら、一気に完食してしまいました。
「コク旨オニオンBBQチキンバーガー」
ドリンクで口の中をリセットして、もう一品の「コク旨オニオンBBQチキンバーガー」も実食。こちらは「バッファロー」から一転、BBQソースの甘い香りが漂ってきます。ソースの味わいは、香りそのままの甘さ(ハニー仕立てとのこと)とスモーキーな風味、控え目なケチャップの酸味とコク深い旨みが来ます。
ソースの確認を終え遠慮なくガブッ。柔らかなバンズとシャキっとしたレタス、フライドオニオンの衣と玉ねぎの甘味&旨み、チーズとBBQソースのコク旨テイストとともに、骨なしケンタッキーの衣&鶏肉の味わいがやってきます。ああ、ひと口でそれぞれの旨味が順繰りに巡ってくる~。
BBQソースはかなりたっぷり目にかかっているんですが、サンドされている具材の味を邪魔せずにバーガー全体の旨みを底上げする感じです。フライドオニオンも食感と甘味がソースの強い味に負けてません。そして「このバーガーうめえな」を後押しするのが、骨なしケンタッキーの衣、BBQソースでしんなり柔らかになったことで、衣のくにゃっとした食感と味わいがバーガーの旨みに溶け込んでいるような感覚です。2個目にも関わらず、食べるペースを全く落とさずにペロッと完食。ごちそうさま!
まとめ
両バーガーとも、食べる前に抱いていたイメージをぴょーんと飛び越えてくる美味しさ。「辛旨バッファローチキンバーガー」はバッファローソースの辛味が強烈なパンチを繰り出し、「コク旨オニオンBBQチキンバーガー」はスモーキーで甘旨のBBQソース、ソースとチキンに負けることなく食感と旨みがしっかりと感じられたオニオンリングと、本場ニューヨークのテイストを知らなくても全く問題のない、実にナイスな味わいでありました。
終売日のアナウンスはありませんが、数量限定での販売ということでオーダーは当然ながら早めがオススメ。ドリンクやポテト、オリジナルチキンがセットになったメニューも用意されていますので、『ケンタッキーフライドチキン』に寄られた際は「ニューヨークチキンバーガーズ」、ぜひお試しくださいませ!
(撮影・文◎河西まさあき)
●DATA
ニューヨークチキンバーガーズ
期間:2023年6月21日(水)~ ※期間限定・数量限定
販売:一部店舗を除く全国の『ケンタッキーフライドチキン』
https://www.kfc.co.jp/
※価格は全て税込(イートイン・テイクアウト共通)
※デリバリー利用時は価格が異なります