怪物級のメニュー誕生の予感!? すき家に新登場した「豚かば焼き丼」を実食レビュー

怪物級のメニュー誕生の予感!? すき家に新登場した「豚かば焼き丼」を実食レビュー
食楽web

 多彩な牛丼メニューやこだわりの丼メニュー、カレーや定食などなど、豊富なラインナップでお腹を空かせた全ての世代をトリコにしている人気チェーン『すき家』では、10月19日より期間限定メニュー「豚(とん)かば焼き丼」の販売をスタート。初見のインパクトに負けるどころか、遥かに凌駕する美味しさに悶絶しているお客さんが続出している模様です。

メニュー表(食楽web)
メニュー表(食楽web)

 長時間かけて蒸しあげた豚バラ肉を『すき家』特製の甘だれに漬け、炭火で焼いて仕上げた“かば焼き風の豚丼”という、ありそうで意外となかったシンプルな一杯。果たしてどんな味わいとなっているのか、お店でさっそく実食してみましたよ!

“肉でご飯を食う喜び”を再認識!「豚かば焼き丼」を実食

派生メニューを含めた全6種類の中から、今回は基本メニュー「豚かば焼き丼」並580円をオーダー。単品の「豚かば焼き皿」480円もあります
派生メニューを含めた全6種類の中から、今回は基本メニュー「豚かば焼き丼」並580円をオーダー。単品の「豚かば焼き皿」480円もあります

 注文を済ませてから、わずか数分で丼が到着。ファーストインプレッションは「チャーシューに自信ありのラーメン屋が提供するチャーシュー丼のご飯多め版」といったところ。タレの甘い香りと肉からの香ばしい香りが、食欲を大いに刺激します。

箸で持つだけで崩れそうなほどホロホロな豚肉
箸で持つだけで崩れそうなほどホロホロな豚肉

 まずは、かば焼き仕上げの豚肉をお箸でリフト。柔らかくて持ち上げられないぞ! 公式の「お箸で簡単に切れるほど柔らかい」はガチでした。店員さんからレンゲをもらい、ご飯と一緒に切った豚肉をすくってそのまま口へとイン。ほわぁ~、肉がやんわらけえ! 肉の部分は繊維状にほろほろっと崩れ、脂身に至っては舌の上で溶けて消失。豚肉の旨みと焦げ部分の香ばしさ、甘すぎず醤油すぎず濃すぎない絶妙な塩梅のタレを纏った白飯が、口の中でわっしょわっしょいと美味しい神輿をどんどこどんどこと担ぎ上げます。

豚肉、お米、タレの組み合わせが最高に旨い!
豚肉、お米、タレの組み合わせが最高に旨い!

 これは人をダメにするレベルのウマいやつです。豚肉に添えられた刻み青ネギのシャキっとした食感とネギ風味、さらに小袋入りの粉山椒が、いい感じで味わいのアクセントに。豚バラ肉は1cm弱とそこそこ厚みがありますが、肉の弾力感は一切ナシ。箸だけでなく、レンゲをくっと挿し込んだだけでも簡単に両断できちゃう柔らかさです。

 見た目は、タレの照りも加わって結構てらてらしているのに、脂っこさやクドサといったネガな味わいは最初から最後まで皆無。これは久々に現れた怪物級のメニューだわと感心しながら、あっさりと完食。ごちそうさま!

「豚かば焼き丼」の他に派生メニューとして、5種類あります
「豚かば焼き丼」の他に派生メニューとして、5種類あります

 大きめにカットした豚バラ肉を蒸すことで、余分な脂を落としつつ柔らかに仕上げて、さらにタレを付けてから焼くことで香ばしさを演出。とどのつまり、うなぎの蒲焼きと同様の手法で調理しているわけですが、『すき家』の開発チームはよくぞ応用に行き着いたなあと感心させられます。また、添え物を刻み青ネギと粉山椒だけ、豚バラ肉とタレ、ご飯とシンプルな構成にしたのも大正解。“肉でご飯を食う喜び”を際立たせることに繋がったような気がします。

 派生メニューとして「ねぎマヨ豚かば焼き丼」(並盛:640円)や、フライドニンニクを合わせた「にんにく豚かば焼き丼」(並:640円)、特製旨辛ダレで仕上げた「ねぎ旨辛ダレ豚かば焼き丼」(並盛:640円)。さらに味変+フライドニンニクの「にんにくねぎマヨ豚かば焼き丼」(並盛:700円)、「にんにくねぎ旨辛豚かば焼き丼」(並盛:700円)が用意されていますが、ベースの豚バラ肉とタレの存在感、そもそもが豚バラ肉と相性抜群の具材である点も加味すれば、どれも間違いなく美味いことが容易に想像できます。

 豚バラ好きならドハマリ必至の極上テイストを備えていた「豚かば焼き丼」。お近くの『すき家』で、ぜひその味わいを体感してみてくださいませ!

●DATA

「豚かば焼き丼」

期間:2022年10月19日(水)~ ※期間限定(終売日未定)
販売:一部店舗を除く全国の『すき家』
https://www.sukiya.jp/
※価格は全て税込(イートイン・テイクアウト共通)
※店舗によって取扱いメニューと価格が異なる場合があります