今すぐできる花粉症対策は“腸活”! “育菌”に効果的な「フラクトオリゴ糖」がスゴいワケ

今すぐできる花粉症対策は“腸活”! “育菌”に効果的な「フラクトオリゴ糖」がスゴいワケ
食楽web

●今年の花粉は飛散量が全国的に多く、過去10年間で最も多い見込み。花粉症対策として今すぐできる「腸活」とは何か、調査しました。

 日本の森林は人口のスギ林が約4割を占め、国民の約3割は花粉症にり患していると言われています。前シーズンは症状が軽かったという人も少なくないと思いますが、今年は関東、北陸、近畿、中国地方などで、「過去10年間で最も花粉の飛散量が多い」というのです。

花粉へのばく露を避けるための対策5点とは?

 さて、自分たちでできる“花粉へのばく露を避けるための対策”ですが、環境省の「令和4年度スギ雄花花芽調査の結果について」にて以下の5点を挙げています。

・マスク、メガネを着用する。特にマスク内側に当てガーゼを付けると効果が高い。

・換気時にはレースのカーテン等で遮るとともに、開窓を10cm程度にとどめる。

・掃除をこまめに行い、掃除機だけでなく、濡れ雑巾やモップによる清掃を行う。

・洗濯物は屋内に干す。

・毛織物の衣類ではなく、ポリエステルや綿製品で起毛のない衣類を着用する。

 もうやってるよ! という悲痛な声が聞こえてきそうですね。花粉症には様々な対策方法がありますが、その一つとして今注目されているのが「腸活」。腸に良いとされる乳酸菌やビフィズス菌などを意識的に摂取する方法なのです。

4人に1人が”腸活”で花粉症の症状が緩和?

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 腸活アプリ「ウンログ」が2700人を対象にアンケート調査をした結果では、4人に1人が”腸活”によって、花粉症の症状緩和を実感していることがわかりました。

 さらに、腸活によって花粉症の改善を実感していると回答した多くの人が、「ビフィズス菌などに加え、菌のエサとなるオリゴ糖などを積極的に摂取」。腸内の育菌にも力を入れていることがわかりました。

善玉菌を活性化させる「フラクトオリゴ糖」とは?

 

 せっかく腸の中の善玉菌が増えても、”エサ”の摂取を意識しなければ、腸活において「効果が感じられにくい」傾向があります。善玉菌を活性化させるための食品を上手に摂取することが、腸活成功のカギとなるようです。

 そこで、今すぐ育菌が実践できる食品が「フラクトオリゴ糖」。アレルギー研究の権威である東大微生物博士・小柳津 広志先生の著書『花粉症は1日で治る! 東大の微生物博士が教える』でも、フラクトオリゴ糖が花粉症の改善に効果的と提唱しています。

 フラクトオリゴ糖を摂取することで、善玉菌の一つである酪酸菌が活発となり、花粉症をはじめとするアレルギーの改善を期待できると言われているのです。バナナやタマネギなど、自然由来の食物から摂取する方法もありますが、より簡単に効率的に摂取するなら、「フラクトオリゴ糖」の液状タイプを摂り入れるのがおすすめ。

 ヨーグルトに入れたり、煮物に入れたり、砂糖の代替として使えます。白砂糖よりもまろやかで、やさしい甘さが特徴。腸内環境が整えば、便通改善など身体全体の健康にも関わってくるでしょう。花粉症対策として、フラクトオリゴ糖は覚えておきたい食品ですね。

調査結果

 より自然な方法で、花粉症などのアレルギー緩和を期待できる“育菌”。そのエサとなる「フラクトオリゴ糖」は砂糖の代わりにも使えるので、普段の食事から簡単に実践できるのが魅力です。

●DATA

ウンログ株式会社

https://unlog.co.jp/

※参考資料
環境庁(令和4年度スギ雄花花芽調査の結果について)
https://www.env.go.jp/press/press_01019.html

林野庁(森林・林業とスギ・ヒノキ花粉に関するQ&A)
https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/qanda.html