年間400万食売れる群馬のソウルフード「鳥めし」とは? 現地で旨さの秘密を探ってきた!

年間400万食売れる群馬のソウルフード「鳥めし」とは? 現地で旨さの秘密を探ってきた!
食楽web

●群馬に根付くソウルフード「鳥めし」とは? 地元の名店『上州御用 鳥めし本舗 登利平』で実際に食べてきたので、その味と魅力をご紹介します

 群馬県民に「ソウルフードは?」と聞いて、筆頭に挙がる料理の一つが『登利平』の「鳥めし」というお弁当。これは運動会や地域の集まりごとに、必ず登場すると言っても過言ではないほど、地元では欠かせない存在らしいのです。その鳥めしを手掛ける『登利平』は群馬に27店、埼玉に5店、栃木に1店の合計33店舗を展開。消費期限は6時間という短さながら、年間400万食を販売するという大人気の「鳥めし」の人気の秘密を探るべく、群馬県前橋市にある本店に向かいました!

堂々たる佇まいの『登利平本店』へ、いざ!

レストランとお持ち帰り処が入る前橋の本店
レストランとお持ち帰り処が入る前橋の本店

 東京から約1時間半、関越自動車道「高崎」ICを降りて20分ほど走ると、県道11号沿いに見えてくる旅館のような大きなビル。ここが『登利平』の本店です。その立派な佇まいにテンションも上がります。1階には、テイクアウトのお持ち帰り処と、レストランのメインダイニングがあります。2階から5階までは個室や調理場が入っています。

『登利平』の多くは、テイクアウトのお持ち帰り処ですが、そのうちレストランが併設されているのは前橋市、藤岡市などの11店舗。レストランでは「鳥めし」はお重で提供され、他にもソースかつやうなぎ、唐揚げ、鳥串、もも焼きなどの一品料理と多彩なメニューが揃います。

 というわけで群馬の県民食「鳥めし」とはどんなものなのか、調査開始です。