荻窪の三大カレー名店の一つ『すぱいす』で夏にピッタリ「牡蠣カリー」を食べてきた!

荻窪の三大カレー名店の一つ『すぱいす』で夏にピッタリ「牡蠣カリー」を食べてきた!
食楽web

 7月に入り、待ってましたとばかりにギラギラと太陽が照りつける灼熱地獄。エアコンの効いた部屋にいても、アイスやそうめんなど冷たいものばかり食べたくなって体が参ります。が、そんな時こそ逆に思いっきり汗を出し切りたいもの。何しろヒトが汗をかく理由は体の熱を逃がすためであり、使わないと汗腺の機能はどんどん衰えていくからです。となれば、オススメはピリッとスパイシーなカレー一択です。

 というのも先日、カレー好きの知り合いから「(東京)荻窪に真夏にぴったりのカレー屋さんがある」と教えてもらったのです。その知人はカレーの食べ歩きが趣味で、とくに好きなカレー屋さんが集中している高円寺~西荻窪界隈に引っ越ししてきたというカレーマニア。

 彼によれば、高円寺~西荻窪エリアには欧風、インド、スリランカ、タイ、マレーシア、さらに大阪スパイスカレー、北海道スープカレーなど、あらゆるカレーがあるけれど、真夏になると真っ先に食べたくなるのが、今回紹介する『インド風カリーライス すぱいす』とのこと。

2002年に創業して今年で20周年を迎える『すぱいす』。2022年のミシュラン・ビブグルマンにも選出
2002年に創業して今年で20周年を迎える『すぱいす』。2022年のミシュラン・ビブグルマンにも選出

 ちなみに荻窪には俗に“三大カレー”と称される名店が存在します。それが『トマト』、『吉田カレー』、そして今回ご紹介する『すぱいす』。2022年のミシュラン・ビブグルマンにも選出されている名店です。『すぱいす』のカレーの特徴は、シャバシャバのスープ状で、トッピングもゴテゴテしていない超シンプルタイプだそう。

 どんなカレーなんですか? と軽い気持ちでLINEで聞いてみると、「カレースープに深いコクがあって、目には見えない贅沢な食材の旨味がしっかり感じられます。化調や添加物を使わずに、鶏ガラと香味野菜、果物などをじっくり煮込んだブイヨンと20種類以上のスパイスで、時間をかけて作るカレースープをベースにしているんですよ」と熱い想いが返ってきました。

 説明を聞いているだけで、無性に食べたくなってきました。そこで某日、その知人と一緒に『すぱいす』に行ってみたので、そのカレーの特徴と美味しさについてご紹介したいと思います。