誰しも思い出すと“無性に食べたくなる懐かしい味”というものがあると思います。それが特定の地域やお店でしか味わえないメニューとなると、想いはさらに募るもの。「あのお店がなくなったらもう食べられなくなる…」という心配は、コロナ禍を経てさらに加速している気がします。
そんななか、餃子専門店としておなじみ『大阪王将』では、失われつつある食文化を“東京絶滅危惧めし”と認定し、期間限定メニューとして発売しています。ちなみに第1弾は「絶対絶命ソースチャーハン」でした。これに続く第2弾は「もりっとうまぃホイコー飯」(スープ付き730円、餃子セットは990円)。
ホイコー飯とは何かというと、東京の学生街のあるエリアで長年愛されてきたボリュームたっぷりの中華メシ。いわゆるホイコーローを丼に仕立てたひと皿です。というわけで今回は、JR御徒町駅からすぐのところにある『大阪王将・御徒町駅前店』で、そのホイコー飯を名物の焼き餃子とともに食べてきたので、その味わいをレポートしましょう。