美味しいものを食べるのは大人だけの特権じゃありません。高校生だってもちろん美味しいものが大好きです。高校生がその小遣いの中で、いかにコスパに優れた一品を選び、堪能しているのか。そんな食欲旺盛・現役高校生による、実食ルポ。
取材した子:佐久間かの
絵を描くことに本を読むこと、ゲームをするのが好きな高校一年生16歳。オシャレになりたいお年頃。学校ではイラスト部に所属。甘いものが大好き。
おばあちゃんの住んでいる大分県に行くと、必ずと言っていいほど食べるものがあります。それは私が愛してやまない「ふない焼き」!
ふない焼きって何? きっとそう思う人もいるハズ。ふない焼きとは、外は回転焼き、中身はもんじゃ焼、とよく言われる、大分市民お馴染みのおやつのこと! 値段も手頃で、大体100円程で買うことができるので、学生のお財布にも優しいのです!
今回食べたのは府内戦紙(ふないぱっちん)というお祭りの日。こんな時だし、絶対並んでるよな~と思いつつ向かうと、案の定、15人くらいの行列……。だが、ここでめげる私じゃあない! 行列だろうとなんだろうと絶対食べてやる!
20分ほど並ぶと、次は私の番。たこ(100円)、うずら(100円)、チーズ(110円)の三種類があるけれど、私はいつもの大好きなチーズ味に決めた。
母とおばあちゃんの分も合わせて買った後、お祭りを少し見てすぐに帰宅。そしてすぐにふない焼きの袋を開封! 開けた途端に溢れ出すのはソースの優しい香り。そういえば、ふない焼きのソースは特製ソースだったなあ。香りに誘われるかのように、ガブッとかぶりつく。
皮はとても柔らかくって、噛んだ瞬間にアツアツの中身が溢れ出してくる。下手するとチーズがこぼれていってしまいそうだけれど、それもきっとふない焼きの醍醐味ね。例えて言うのであれば、たこ焼きの中身がチーズになったような……いや、違う。きっとこの味わいは何にも例えることはできないのだ! 食べてしまったあとはなんだか口の中が物足りなく感じちゃう。おばあちゃんと母はうずらとチーズを半分こにして食べてたみたい。
うーん、私もうずら、ひと口もらえばよかったなあ…。毎度毎度、いつもチーズ食べてるし。次回帰省するときは、いつもと違うのを食べよう! 来年の夏休みが待ち遠しいです。
●SHOP INFO
店名:大分ふない焼き
住:大分県大分市中央町1-1-19 メディカル二宮 1F
営:10:30~21:00
休:不定休