シャキシャキ高菜としっとりチャーシューの魯肉飯はワンタンの絶妙アシストに!

ワンタン麺を一通り楽しんだところで、魯肉飯(ルーローハン)の方に。チャーシューの脂身でコクと甘味がタレとあいまっていてお米が進む美味しさ。ワンタン麺がすっきりしているので、チャーシューご飯の甘しょっぱい旨みがいい感じです。続いて高菜側を食べると、これまでになかったシャキシャキ感がたまらんっ! どんぶりを楽しんでからスープを飲むと、すっきりリセット。また麺に戻って、ツルツル食べて、と、いい流れになっています。
麺食べて、ワンタンをカスタマイズして、丼のチャーシュー側、続いて高菜側、と食べ進めていくので飽きない。確かにボリュームがあるけれど、気がついたらスイスイ食べている感覚。大きなレンゲに少しご飯を入れて、スープにひたして食べるのもいいし。大きなレンゲだと自由度も高い。

「セットのご飯は魯肉飯(ルーローハン)が一番人気ですね。チャーシューも、もちろん自家製です。ここまで食べきれない、という人には、セットのご飯がミニサイズでも注文できますよ」と店長。雲呑麺とご飯もののセットで普通サイズだと960円ですが、ミニ魯肉飯やミニ高菜飯などにすると940円に。20円引きに。
また、この店は出てくるのが水じゃなくてジャスミン茶。なので、清涼感、スッキリ感も他店に比べて2割増しな感覚。がっつり食べたい、という人の気持ちがわかっている店だなぁとしみじみ感じます。

食べ飽きずにどんどんいける、とはいえトータル1.2kg超え。後半はものすごい満腹感に襲われてしまい、スープは残したものの、麺とご飯は完食。すっごい満足感でした。
作りたて、こだわりのワンタン、そしてスッキリした美味しさの鶏清湯・塩スープ&麺、対照的にしっかりとした旨みの魯肉飯の組み合わせは、ランチにパワーチャージ、または限界まで食うぞ! というときに最強のセット。1kgは絶対に無理~、という人には、ミニ雲呑麺&ミニご飯もののセット870円もあるので、雲呑麺単品ではなく、ぜひご飯ものも一緒に食べて欲しい!
17時までがランチタイムというのも魅力的だし、毎月出す新作も気になる。次回は店のもう一つの名物、「海老ワンタン麺」のセットにするか、「粗挽き旨味ワンタン麺」にするか。酒類の提供中止が撤回されたら、ビールとワンタンを満喫したいお店です。
(取材・文◎いしざわりかこ)