「無糖」タイプと「甘さ控えめ」タイプが登場

今回、ラインナップを見て新鮮に感じたのが「ボス カフェベース 無糖」です。これまで濃縮のコーヒーや紅茶は甘めのものが主流でしたが、いまは無糖タイプも登場しています。

アラビカ豆を100%使用し、カフェラテに合う独自焙煎の深入り豆をブレンドしているそうで、濃縮することで風味を逃さないような工夫も施されています。

筆者が知らなかったのが、ボス カフェベースはホットでも飲めるという点です。しかも、ラテの場合は電子レンジで温められるという手軽さ! 170mlあたり600Wで1分20秒加熱するだけで完成します。

もっと簡単なのがブラックで飲む方法で、お湯を注ぐだけでOK。ちなみに以前販売されていた「ラテベース」と比較すると、ブラックでもおいしく飲めるようにサントリー独自のエスプレッソ原料を新たに配合し、コーヒーのキレや香り立ちを強化したそうです。

甘さが少し欲しい人には「ボス カフェベース 甘さ控えめ」がオススメ。こちらは無糖に比べると甘みがあり、酸味も感じにくくなっています。筆者は無糖をあまり飲まないので、これくらいのほどよい甘さが気に入りました。
休憩時間に甘いものが飲みたいときは「ほうじ茶ラテ」を

また、通年で販売されている「ボス カフェベース ほうじ茶ラテ」は、コーヒーのコクや香りが楽しめる設計をベースに、ほうじ茶の香ばしい風味が加えられています。まさにコーヒーショップでよく見かけるドリンクですね。
甘みやミルク感はしっかり感じるものの、コーヒーの苦味などもわかるので、そこまでスイーツ感はありません。とはいえ、甘党の人も満足できるラテが作れて、リラックスタイムにはちょうどいいホットドリンクです。
そのまま飲んでもいいですし、少し泡立てたクリームをのせるとさらにカフェ感がアップしそう。また、こたつに入りながら食べるバニラアイスに“ちょいがけ”するのもおいしいはず! 甘さが加わることで、ドリンクとして飲む以外の用途も生まれそうです。
いずれも1本で約10杯分のドリンクが楽しめるので、コスパの良さも注目したいところ。”カフェに行ったつもり”になれそうなボス カフェベースをおうちにストックしておいて損はありませんよ!
●著者プロフィール
今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。