東京・不動前で羊料理ならここ! 『羊飼いの食卓 ティスカリ』で絶品羊イタリアンを食べてきた

東京・不動前で羊料理ならここ! 『羊飼いの食卓 ティスカリ』で絶品羊イタリアンを食べてきた
食楽web

 こんにちは。羊肉の啓蒙団体、「羊齧協会」主席の菊池一弘です。令和二年の1発目はどーんと「羊料理研究所」の看板を掲げる、東京・不動前の名店『羊飼いの食卓ティスカリ』にお邪魔しました。

 こちら、料理のジャンルでいうと“羊イタリアン”で、渋谷のサルデーニャ料理『タロス』の系列店で、サルデーニャ要素も加えた羊料理が楽しめるお店です。オープンしたのは2016年。店名通り、羊肉に並々ならぬこだわりがあり、北海道白糠町で育つ国産羊を半頭ずつ買っているとのこと。これは期待が高まります。

羊料理研究所の看板がお店の前に! これだけで期待が高まります
羊料理研究所の看板がお店の前に! これだけで期待が高まります

 ちなみに、肉を扱うお店がうたう「一頭買い、半頭買い」の意味ですが、まとめて仕入れているからリーズナブル、というニュアンスとともに、羊の場合「丸ごと買ってるから、ほとんど流通してない部位も味わえるよ!」というメッセージでもあります。羊肉を食べる場合、この表記がある店は、多種多様な羊の部位が食べられることが多いです。特にフレッシュな内臓は、まるっと買わないと、なかなか手に入りません。

 というわけで、今回は半頭買いの良さがほとばしるおまかせコースをオーダーし、肉から内臓まで食べつくしました。こちらのお店は羊肉に特化しているだけあり、料理法や使う部位が周到で間違いがない! そして、火入れ具合が全体を通して非常に優秀。羊にとどまらずですが、肉の味はカットと火入れで決まるので、これはポイントが高いです。