横浜・関内のビジネス街エリアに、大盛り丼の居酒屋を発見! 向かったのは馬車道の駅から徒歩3分、関内駅からも徒歩圏内にある『BAN BAN 番長』。
店に一歩入ると、扉のすぐ横に筒香選手の等身大ポスター、壁にはハマの番長、三浦氏のサイン入りユニフォームなどが飾られていて、一目でベイファンが集う店とわかる雰囲気。横浜スタジアムからも徒歩10分程度の場所だからなぁ~。おそらくシーズン中はベイファンが足繁く訪れて応援や交流を楽しむ店だと思われます。
席に着き、早速メニューをチェック。すると、「累計10万食を突破した当店の看板メニュー」と書かれたネギトロ丼の大盛り「ねぎとろ番長」を発見。しかも、ねぎとろ番長にはバリエーションがあり、「ねぎとろ番長レディース」、「ねぎとろ番長大盛り」、「ねぎとろ番長マリンタワー」、「ねぎとろ番長マリンタワーII」の5種が。さらに店内のポスターで貼られていた、「ねぎとろ兄弟丼」、「2代目ねぎとろ番長」も。2代目ねぎとろ番長もレディースやマリンタワーなどのバリエーションがあります。
それぞれ火、水、木曜は鯖の煮付けと味噌汁付き、金、土、日はコロッケと味噌汁付きに。もちろん単品での注文も可能です。
ねぎとろ丼と二代目ねぎとろ丼の差は?「ねぎとろ番長はコチュジャンやごま油で味付け、2代目は塩味なんですよ」と店主。兄弟丼は2種類の味が楽しめるものだそうです。なるほど。
今回は、「番長サイズの2倍で、少し手強いかも」と説明書きにあった「ねぎとろ番長マリンタワー」を注文。出てくるのを楽しみに待ちます。ちなみに「ねぎとろ番長マリンタワーII」は、番長の4倍とのことで、神に選ばれし胃袋を持っていないと完食は難しいとのこと。標準が山盛りで、その4倍。おそらく、2~3kgぐらいのボリュームではないでしょうか。
待つこと数分、出てきたのは、まさに山となった丼に、小鉢や味噌汁がついた定食。早速計測です。直径13cmの丼に盛られたねぎとろ丼の高さは約20cm、丼の重さは1034g(器の重さを除く)。ついでに測ると、鯖の煮付けは95g、小鉢料理132g、味噌汁53g。トータルで1314g。
ところで、空の器がついているけれど、これは?「先に上のネギトロをこっちに分けて、ゴハンとバランスよく食べるといいですよ」と店主。なるほど!
ということで、ねぎとろを空の器にある程度移し替え、早速一口! すでにコチュジャンとごま油で味がついているのでそのままパクッ。通常はお箸ですが、今回はスプーンを出してもらい、パクパクと食べ進めます。
ネギトロとゴハン。ほぼ噛まないでオーケー。ということで、カレー並みのスピードでどんどんいける! 途中で小鉢や味噌汁、鯖を挟みつつ、時々ワサビに痺れつつ、まったりとしたマグロの旨みやゴハンの甘み、コチュジャンとごま油の焼肉タレっぽい感じなどを楽しみます。
いつものメガ盛りより小振りに見えても、そこはやはり1kg超えの丼。残り1/4ぐらいになったところで、いきなり満腹感が襲ってきます。ラーメンの1kgより小さく見えて、実はしっかりボリュームがあるのを実感。前半飛ばした分、突然ドスッと満腹に。
一旦休んで、店内を見回すと、そこにはバンバン番長人気メニューベスト10の大きなポスターが。1位は「大量船盛り唐揚げ」、2位は「ねぎとろスーパーカートリオ」、3位は「とろとろチャーシュー」。やはり夜は大量の唐揚げが人気なんだ~。スーパーカートリオ、おそらくアラフォーより上なら覚えている? 高木、加藤、屋鋪。伝説だよね~。
ちなみに「ねぎとろ番長」はランチ限定メニュー。シェア&テイクアウト不可。最近はガッツリ食べたいという女性客も増えているそうです。ベイ愛&山盛り愛に溢れる、温かさを感じる素敵なお店でした。
(取材・文◎石澤理香子)
●SHOP INFO
店名:BAN BAN 番長
住:神奈川県横浜市中区弁天通3-39 ライオンズマンション関内第2 2F
TEL:045-681-5606
営:11:15~14:30(LO14:00)、17:30~24:00(LO23:00)
休:月曜(横浜スタジアムで試合がある日は営業)
※価格は税込