“おいしくて健康”を突き詰めた春のお弁当
「ここ滋賀」は日本橋にあるので、近くのビジネス街に勤めるオフィスワーカーの人たちを意識したお弁当となっています。たしかにビジネス街は昼時にお店が混みますし、外食はどうしても栄養が偏りがちです。
発売中のお弁当は「滋の弁 春の滋賀めし」と名付けられています。さっそく中身を見ていきましょう。


このお弁当、見栄えがいいだけでなく、1日に必要な野菜摂取量の3分の1を摂取できるんです。実際、野菜は130g入っており、滋賀県産の「わさび菜」も使われています。
とくにたけのこや大根といった根菜類が豊富なので、よく噛むことで満腹中枢を刺激し、満足度も高いのだとか。お昼ごはんをたっぷり食べる筆者は「足りるかな?」と心配でしたが、食べ終える頃には「腹八分目でちょうどいい」と感じました。
また、東京ではなかなか食べることのない「ビワマス」が食べられるのもこのお弁当のいいところ。ビワマスは琵琶湖で育つ“湖魚”の一種で、絶対量が少ないので県内のみで食べられているそうです。その身は脂がのってトロリとしており、抗酸化作用や血液をさらさらにする栄養価を含んでいます。

健康的な料理は味付けが薄いイメージだったのですが、このお弁当はしっかり塩気も感じられます。それでいて塩分量はわずか2.8g。これは、出汁を利かせて薄味に感じないよう工夫しているそうです。

食べてみて意外だったのが、具の下に敷き詰められた玄米の酢飯です。普通の玄米に比べ、白米に近いもちもち感があります。これは近江米を使った「ロウカット玄米」という玄米で、玄米とほぼ同等の栄養成分なのに、白米のようにふっくら食べやすいお米だそうです。

通常、玄米は味付けがしづらいものでしたが、ロウ層をカットしたことで酢飯として食べてもおいしく仕上がっています。上に載った野菜や魚がメインのお弁当なので、普段は玄米が苦手な人でも抵抗なく食べられそうです。

今回登場したのは春のお弁当ですが、今後も四季を意識したお弁当の販売を検討中とのこと。お弁当は「ここ滋賀」1階のSHIGA’S BARにて11時半より販売しており、売り切れ次第終了となっています。
仕事中のランチとしてはもちろん、これからの季節はお花見用のお弁当として購入するのもおすすめ。滋賀県に馴染みがない人も、まずは食文化から近江国を知っていきませんか?
(取材・文◎今西絢美)
●SHOP INFO

店名:ここ滋賀
住:東京都中央区日本橋2-7-1
TEL:03-6281-9871
営:マーケット・総合案内10時~20時、地酒バー10時~23時、レストランランチ11時30分~14時、ディナー18時~23時、屋上テラス10時~23時休:なし
休:年末年始
https://cocoshiga.jp/