![24cmのアナゴとエビ2尾! 『金子半之助』で豪快デカ盛り天丼を食べてきた](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon01.jpg)
『金子半之助』といえば、東京・日本橋に本店を構える天丼の専門店です。日本の和食界の重鎮とも言われる金子半之助氏が遺した“閻魔帳”(レシピ帳)にあった門外不出・秘伝の「江戸前の丼たれ」の作り方。それを見つけた孫の真也氏が、このたれに合うネタとの試行錯誤を重ねて完成させたという天丼が味わえるお店で“粋で豪快で手頃な天丼”が人気です。
![神田小川町店の外観](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon02.jpg)
今回筆者がお邪魔したのは神田小川町店。この店舗は靖国通りに面したオフィス街にあり、券売機で食券を購入する手軽なスタイルもあってか、ビジネスマンなどに好評のようです。
![食券を購入する手軽なスタイルも人気の理由](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon03.jpg)
こちらで天ぷらが豪快に盛り付けられた「天丼(松)穴子」(1,380円)をごはん大盛り(100円)でいただきました。
![アナゴは長さ約24cm! 丼からはみ出しています](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon04.jpg)
丼のふちいっぱいに盛られたごはん。その上に約24cmのアナゴがドン! と豪快に。エビが2尾、イカ、スナップえんどう、海苔が飛び出すような勢いで盛り付けられていて見た目も豪華。天ぷらの人気ランキングがあったら間違いなく上位にランクインしそうなものばかりです。
![エビが2尾とはなんとも贅沢な気分](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon05.jpg)
まずは穴子からいきました。たれがかかっていますが、衣のカラッとした食感は健在。たれは甘さひかえめでさっぱりとした印象です。エビは歯を立てるとプッツンと噛み切れます。このプリプリ感がたまりません。甘さをおさえたたれは天ぷらとの相性がいいだけでなく、その下のごはんを美味しくしてくれます。ごはんだけオーダーして、このたれをたっぷりかけて食べたい衝動にかられたり…。
![揚げた半熟玉子は表面も香ばしい。黄身を天ぷらにつけていただきます](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon06.jpg)
さて、わきの方に温泉玉子のようなものがあります。「半熟玉子を油で揚げています」と店長さん。この黄身を溶かして天ぷらにつけるとこれまた美味。しょうゆベースの甘辛いたれと、黄身のマイルドな甘さのコントラストが抜群にいいんです。
![自家製の「醍醐味」は唐辛子、山椒、麻の実、黒ごま、白ごま、芥子の実、青のりを材料に手作りで焙煎しています](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon07.jpg)
また、唐辛子や山椒、麻の実などを焙煎して作った「醍醐味」をふりかけると、ピリッとした刺激も加わるので飽きがきません。油やたれにしつこさがまったくないので、あっという間に完食できました。
(取材・文◎松本壮平)
●SHOP INFO
![日本橋 天丼 金子半之助 神田小川町店 外観](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2018/11/20181124-tendon08.jpg)
店名:日本橋 天丼 金子半之助 神田小川町店
住:東京都千代田区神田小川町1-6-2
TEL:03-6206-8756
営:11:00~22:00(L.O.21:30)
※混雑状況でラストオーダーが早まる場合あり
休:年末年始、不定休