食楽web秋葉原は「オタクの街」だけじゃない！ 実は大盛・デカ盛・メガ盛の聖地でもあるんです。数多のフードファイターが胃力を鍛えに、または大食いの皆さんが心置きなく爆食しに秋葉原の大盛り店にやってきます。その中でも、鶏・豚・牛（2種）にソーセージとハンバーグ、6種の肉が1つの鉄板にドーン！ と盛られた、ゴージャス肉祭りを楽しめると評判なのが、昌平小学校の近くにある『トゥッカーノ グリル 秋葉原2号店』です。実はこの店、ブラジルの名物であるシュラスコを気軽に楽しめる“ブラジリアン鉄板ステーキ食堂”。なので、肉をガンガン食べるパワフルなブラジリアン気分で、大盛り＆良心的な価格で肉料理を楽しむことができます。ちなみに、ステーキは1/3ポンド（150g）で980円から。秋葉原駅前にある『ヨドバシAkiba』の1Fに1号店があります。
鉄板の直径は約27cm、高さは約15cm（国旗を除く）。上に鶏モモ肉、周囲にハンバーグ、ソーセージ、ローストポーク、山を崩さないと中央の牛肉にはたどりつけない！お店最大のボリュームを誇るのが、その名も「ペタプレート」（7,840円）。ランプ肉の「アルカトラ」、サーロインの「旨み牛」、鶏もも肉の「ガレット」、ローストポーク、牛肉100％で、つなぎ一切なしの「ブラジリアンハンバーグ」、ブラジルの大きなソーセージ「リングイッサ」と6種の肉料理が1つの鉄板に乗ってやってくるド迫力のプレートです。メニューには「トータル7ポンド」の文字が。1ポンド＝450gなので、軽～く3kg超えの大ボリューム！ 実際には、7.29ポンド（3,320g）が肉の総重量（焼く前）とのこと。驚きです！
実際に測ったところ、3,463g（鉄板と木のプレートの重さは除く）リアルに肉の山！ モヤシなどの野菜を含め、7.29ポンド（3,320g）より実際は重かった！まずは一番上にある鶏もも肉にかじりつき、スライスになっている豚肉や、巨大サイズのソーセージ、ハンバーグ……と食べ進めていくと、真ん中に牛肉のブロックが。下に敷かれたモヤシも、6種の肉汁を吸って旨みがスゴイ！ とはいえ、さすがトータル3kg超え、完食までの道が遠く感じられます。
食べても食べても肉肉肉！ 壮絶な戦いを予感させますでもご安心を。実はこのメニューは4名までシェアOK！ ひとりで食べきる自信がない人も、肉好き、ブラジル料理好きな友達を3名集めて食べに行けば、余裕で完食可能！ 鶏肉やハンバーグ、ソーセージなどは4つずつなど、シェアしやすい数になっているのも良心的です。
卓上にある3種のソース。ピリ辛味で刺激を、さっぱり味で口の中のアブラをリセット！おすすめの攻略法を店のスタッフの方に聞くと「卓上にあるソース3つで味変を楽しむことですね」とのこと。左から、醤油ベースで香ばしい「アサイーガーリック」、玉ねぎとビネガーでさっぱり味の「ビネグレット」、ニンニク＆唐辛子の「ピリピリ」の3種があるので、肉6種×ソース3種で18の味。これなら食べ飽きることなく、どんどん食べ進められます。
カウンター席とテーブル席があり、1人でも気軽に入りやすい雰囲気「元々は1,660gの「テラプレート」（4,680円）が最大だったんですが、どうせなら倍にしちゃえ！ ってことで生まれたメニューなんですよ」と話す店長の田中裕規さん。店長おすすめの順番は、「まずは脂多めの豚肉から」だそうです。平日は17時までライスとスープ、サラダがサービス。月～木の17時以降は1,800mlのハイボールの巨大ジョッキがサービスでついてくるなど、肉以外も大盤振る舞いです。ここ2号店では、平日限定でディナータイムのライスも無料でオーダーできます。そして、9月末よりこの「ペタプレート」がチャレンジメニューになったそうです。一人でチャレンジして、30分以内に完食すると、7,840円のお代が無料、さらに次回以降『Tucano’s Grill』両店で使える「肉チャージポイント」が5,000円分プレゼントされます。鉄板アツアツ料理＆大食いに自信のある人はぜひ挑戦を。・・・・・・・終日オーダーできるメニューなので予約は必要なし、4人までシェアできるうえ、夜はハイボールなどのサービスつき。大食いファイターじゃなくても挑戦可能な肉の山盛りです。ブラジル人になったつもりでお腹いっぱい食べて、エネルギーチャージしちゃいましょう！
（撮影◎小嶋裕 取材・文◎石澤理香子）
