ガッツリいける750g!『豚野郎』の炭火焼「大豚丼」を食べてきた

丼からはみ出す豚のボリュームがスゴイ! ガッツリ食べたい『豚野郎』の炭火焼豚丼
食楽web

総重量は750g! 迫力の「大豚丼」

 今日は肉が食べたい! と思ったら直行したいお店が、御茶ノ水駅からすぐの場所にあります。その名も『豚野郎』。名前のインパクトも強烈ですが、もっとスゴイのが丼からはみ出す豚丼のビジュアル。こちらは、炭火で香ばしく炙ったボリュームたっぷりの豚丼が食べられると男性に人気のお店なのです。

 店内はカウンターのみの10席、入口で食券を購入するシステムで、客層は男性9割の“The 男飯”です。何がすごいかって、丼からはみ出す豚肉のボリューム! その見た目は思わず写真を撮りたくなるインパクトです。見た目もさることながら、秘伝の甘辛いタレを絡めていただく豚丼は、味も期待を裏切ることはありません。香ばしく焼かれた豚バラ肉に、夢中で食らいつきたくなる…そんな丼なんです。

 オーダーしてからカウンター席の目の前で焼かれる豚肉。平均6mmの厚めの豚バラ肉を使用しています。炭火で一枚一枚じっくり焼かれ、秘伝のタレを塗り込み2度焼き。豚肉の余分な脂を落とし、こんがりと焼き目をつけていきます。待っている間に鼻孔をくすぐる炭火焼きの香ばしい香りがたまりません。

「大豚丼」900円
「大豚丼」900円

 今回オーダーしたのは「大豚丼」。豚肉250g、ごはんは500gの総重量750gを誇り、がっつり食べたい時に満足できる重量感です。厚くて大きい豚バラ肉が15枚以上載っており、丼からはみ出る豚! 豚! 豚! その豚肉の味付けは醤油と砂糖の甘辛いこだわりの秘伝タレ。たっぷりと染み込んだこの秘伝のタレが、これがまたおいしいんです。ご飯との相性も抜群で、いくらでも入ります。

とろ〜り食感の温玉で豚丼で旨さアップ!

 甘辛い豚肉をさらに美味しく食べるには、半熟卵のとろり感がたまらない「温玉」(100円)をのせていただくのがおすすめです。香ばしく焼かれた豚バラ肉と濃厚な卵が相まって旨さマックスです。

味変でお茶漬け!? 2つの味が楽しめる夜間限定の豚丼

 半分まで食べたら、ぜひ試してほしいのが「炭焼豚茶漬けセット」(200円)。こちらは18時からの夜間限定メニュー。熱々のあご出汁をかけてお茶漬け風にしていただきます。さっぱりとした味わいはまるで今まで食べていた豚丼とはまるで別モノで、2度美味しく楽しめます。

 サラサラとかきこむように食べられる「炭焼豚茶漬け」。海苔や西洋ワサビ、ネギの薬味を効かせていただきます。ボリュームがすごい炭火豚丼を食べきれるか不安でしたが、最後の最後までお茶漬け効果でサラサラと完食できました。

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 今回ご紹介した「大豚丼」以外にも、豚丼は「小豚丼」(豚150g米200g/500円)、「中豚丼」(豚200g米400g/700円)もあります。その日のお腹の空き具合でサイズを選べるのも嬉しいですね。ちなみに、店のいちばん人気は中豚丼だとか。「中」とはいえ総重量は堂々600gです。目の前で火を上げながら豪快に焼かれるので、待ち時間も楽しめますよ。

●SHOP INFO

炭火焼豚丼 豚野郎 外観

店名:炭火焼豚丼 豚野郎

住:東京都千代田区神田駿河台2-6-15 3F
TEL:03-3219-9322
営:11:00~23:00 (LO22:30)
休:日曜
http://kurae-butayarou.com

●著者プロフィール

矢巻美穂

国内、海外の旅行雑誌を中心に活動するカメラマン。趣味は温泉めぐりと食べ歩き。座右の銘は「美味しいものは産地で食べるに限る」。旬の美味しいものをその産地で食べることに興味津々。著書に「トレッキングとポップな街歩き ネパールへ」「とっておき! 南台湾旅事情故事」がある。