
日々の食事を振り返ってみて、「野菜が足りない」と感じることはありませんか? 成人が1日に必要な野菜の摂取量は約350グラム。よほど意識した食生活をしていない限り、多くの人が野菜不足に陥っているのが現状です。
手軽に野菜をたくさん食べたい時の救世主となりそうなのが、有楽町にオープンした『タニタカフェ有楽町店』。タニタといえば、健康を意識した社員食堂が話題になり、2012年には社員食堂のコンセプトを再現したメニューが食べられる『丸の内タニタ食堂』がオープンしていますが、このタニタカフェは食堂とは少し異なる業態の飲食店なのです。
楽しみながら健康になれるメニューが充実

タニタカフェが目指すのは「こころの健康づくり」。健康にいい食事と聞くと、カラダに良くてもおいしさは二の次になっているような印象がありますが、このタニタカフェは“楽しさ”や“心地よさ”が感じられるようなメニューが充実しています。
同店のメインとなるのが。1日に必要な野菜量の約半分を無理なく食べられる「有機野菜のもち麦サラダボウル」と「和だしのフォー」。カロリーや塩分にとらわれるのではなく、おいしさを重視したメニュー作りがされています。

サラダボウルは10種類の有機野菜サラダにもち麦と温かいおかずをトッピングした丼スタイルのサラダ。サラダと聞くと量が少ないのではと心配されるかもしれませんが、そこは心配無用。「蒸し鶏とお豆のトマトソースのもち麦サラダボウル」や「ぷりぷり海老豆乳マヨソースのもち麦サラダボウル」、さらには「ローストビーフのもち麦サラダボウル」の3種類が用意されており、もち麦、野菜、おかずでかなり満足感があります。

また、サラダボウルには和だしの野菜スープも付くので、さらに無理なく野菜が摂取できるんです。同店で使用される有機野菜は「楽天Ragri(ラグリ)」の野菜がメインなので、生産者から直送された旬の野菜だという安心感もあります。

和だしのフォーは、米粉で作られた麺に野菜のほか美容や健康などのテーマに合わせた栄養価を意識した具材をトッピング。フォーの種類は多く、鶏肉、豆乳、牛肉のフォーが各3種類ずつ、計9種類から選べます。フォーだけで足りなければ、プラス100円でもち麦を追加できます。


このほかのフードメニューには、有機野菜のサラダ、旬の野菜を使った副菜3種、主菜、もち麦、野菜スープがセットになった「一汁五菜健康プレート」もあります。これだけ付いて1,280円というのはお得感がありますね。

テイクアウトOKな健康カフェメニューもおすすめ

食事だけでなく、カフェメニューも健康に配慮したラインアップなのがタニタカフェの特徴です。食材の食感をあえて残した“噛む”スムージー「カムージー」は3種類あり、「カブとバナナのホワイトカムージー」(680円)は食物繊維、乳酸菌、オリゴ糖、「緑野菜とりんごのグリーンカムージー」(750円)はカルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンC、「人参とトロピカルフルーツのイエローカムージー」(750円)はビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、オレイン酸が豊富に含まれています。

ほかにも、タニタカフェ監修のオーガニック豆乳を使用した「豆乳ソフトクリームとグラノーラのパフェ」や、クロロゲン酸が豊富な「タニタコーヒー」などのメニューが揃います。食事はもちろん、有楽町周辺でお茶したいときに活用するのも良さそうです。
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健康を意識した食習慣が自然と身に付く『タニタカフェ』で、カラダがよろこぶ食事を楽しんでみてください。
(取材・文◎今西絢美)
●SHOP INFO

店名:タニタカフェ有楽町店
住:東京都千代田区有楽町2-9-6 ルミネストリート内
TEL:03-6259-1611
営:カフェ 11:00~22:00
※フードLO 21:00、ドリンクLO 21:30
※テイクアウトは21:00まで
※物販(タニタ商品など)9:00~21:00
休:ルミネストリートの休館日に準ずる
http://www.tanita.co.jp/tanitacafe/
※商品は全て税別