
“だるまさん”の開店で街の風景が変わった!
丸ノ内線中野富士見町駅から徒歩30秒の場所にある『純手打らーめん だるま』は、今年3月1日開店以来、連日行列が絶えないという噂の店です。いや、本当は、噂ではなくこの目で確認済みなんです。実は中野富士見町は筆者が利用する駅で、“だるまさん”の前を毎日通ります。そして、営業時間中、並んでいないところを見たことがありません。都内とは思えない閑散としたこの界隈で、行列ができる店は初めてです。街に「だるまさん旋風」を巻き起こし、風景が変わったと思うほど。
また“リピーターが続出”というのも大げさではなく、地元、中野・高円寺界隈の知人・友人が何度も食べに行っているようで、週3~4回行ったという人もいて「え、まだ行ってないの?」と驚かれる始末。「私も早く食べたい!」と思いつつ1ヶ月が過ぎ、ようやく先日、行ってきました。

週末の午前中、行列の一員になってワクワクしていました。“だるまさん”の前を通り過ぎるたびに、麺を打っているご主人・佐藤勇二さんの姿を見ていたからです。あの丹精込めた手打ち麺がもうすぐ食べられる、と思うと嬉しくて。
入店すると券売機があり、メニューは「醤油らーめん」、「味玉らーめん」、「チャーシューらーめん」「全部のせ」などがあります。これらはトッピングの違いで、スープは一緒。そこで王道の「醤油らーめん」800円をチョイスしました。ちなみに麺は、並盛150g、中盛200g、大盛250gとありますが、料金は全部一緒です。
店内はカウンターのみの9席。外待ちだけでなく中待ちもあり、椅子に座って順番を待ちます。その間、購入した食券をお店の女性に渡し、その時点で、麺の量をお願いするシステム。それが厨房の佐藤さんに伝わると、その分量の麺を生地から切り出していきます。観察していると、ちょっと面白かったので、後ほど、その麺作りは詳しくレポートします。