店の場所がわかりづらく、長時間並ぶ!

まず、『シモキタ洋麺店』の場所は少々わかりにくいです。地図を頼りに歩いていくと、なぜかスタバにたどり着きます。『シモキタ洋麺店』の看板はどこにもありません。ウロウロしたり、また来た道を戻ってみたり。ただでさえ下北沢は古着屋や雑貨屋がひしめいているので迷ってしまい、また洋麺店に行くはずが洋服屋に入ってしまったりと、店に到着するまで、駅を降りてから30分以上も要しました。

そしてもう一度、スタバ付近に戻って周囲を見回してみると、「パスタランチ」という旗を発見。その細い路地を進むと、突き当りにお店がありました。やっと見つけた、と思いきや、店名が違います。そして左手を見ると、マンションの扉が空いており、そこに小さな立て看板が。まさに、そこが『シモキタ洋麺店』だったのです。わかりにくい……!
しかし、まさかここからさらに1時間ちかく待つことになるとは、このときの自分は予想だにしていませんでした。

まず、扉の先には先客が2人いました。この日は平日の昼。「待ち客は2人だけか、3番目ならすぐに呼ばれるハズ」と思って待つことに。

しかし、その考えは浅はかでした。この待ちスペースの先の死角に、さらに“外待ちスペース”(4〜5人分)があったのです。つまりこの画像で見えている2人の先にもまだ待ち客がいたわけです。大ショックです。

前に並んでいたお客さんの話によると、『シモキタ洋麺店』はご主人一人だけのワンオペ体制であり、しかも席数が少なく、インスタなどで大人気ということもあって、非常に待ち時間が長いことで有名なんだそう。
とくに季節的に外待ちは寒い! 手足が冷えてきて、カイロを持ってこなかったことを激しく後悔。しかも、店内の扉はかたく閉ざされており、中がどんな状態なのか確認することもできません。正直、あまりの苦行に、途中で「諦めて帰ろうかな」と思ったりもしました。しかし、待つこと約1時間、ようやく入店のときが来ました。