スパイスと和の食材の
美味しい関係
初台スパイス食堂 和魂印才たんどーる|初台

沼袋にあった『たんどーる』は、梅干しを使った衝撃的な「梅カレー」で知られた名店。かの地で18年営業した後、1年のブランクを経て2016年に初台で復活した。現在は水~金曜のランチに加えて、金曜夜には密かに『Bar たんどーる』が開店する。
店主の塚本善重さんといえば、いち早くカレーに大根やゴボウなどの和の野菜や梅干し、昆布などを効果的に使ってみせた先駆者。そのアプローチは「ゴボウは香りが強いからスパイスの一つとして組み込む」とか「梅干しはピクルスを使うインドの料理がヒント」といった具合に、じつに理にかなっている。
そのエッセンスが詰まったバーのつまみは、人気の「チキンピクルス」やタンドール料理など、スパイスと日本の食材をうまく融合させている。〆のカレーは国産小麦のナンを添えてもいいが、優しい味わいで、具がたっぷりだからそれだけで酒も進む。今後は土曜の営業も回数を増やすことを検討中だそうで、楽しみはますます広がっていきそうだ。

●SHOP INFO

店名:初台スパイス食堂 和魂印才たんどーる
住:東京都新宿区西新宿4-41-10 スカイコート西新宿1F
TEL:03-6276-2225
営:水・木・金11:45~14:30頃LO(金14:00頃LO)※売り切れ次第終了
Barたんどーるは金18:30~22:00(21:00頃LO)
休:土(月1.2回営業あり)・日・月・火
予算/昼1,100円~ Bar2,500円~
個室/なし カード/不可