「やくみ処」が1本あればまな板仕事がほぼ不要に

「わさび」と「あげ玉」を小皿に開けてみると、どちらにも乾燥ネギが入っていますが、「わさび」の方がネギの割合が多い。そこで「わさび」のほうをざる蕎麦のつゆに入れて食べてみることにしました。

乾燥ネギはめんつゆの中でどんどん膨らんで、生のネギに蘇っていきます。蕎麦をつけてすすってみると、おお! ネギの香りがしっかり感じられるうえ、苦味もちゃんとある。さらにツンとしたワサビの辛味も効いていて、これはイイ! ふりかけというより、蕎麦の具としての役割をちゃんと果たしてくれています。
続いて「あげ玉」です。こちらは冷やしうどんで食べてみます。

「あげ玉」のほうは、海苔と揚げ玉のおかげで風味があって、カリカリ食感もなかなかイイ。こちらも冷やしうどんの具としてのかなりいい仕事をしてくれることが判明。

さらにこの「やくみ処」は、蕎麦やうどんだけでなく、味噌汁、お茶漬け、カップ麺、やきそば、納豆などにも使うことができ、「いつでもネギがある幸せ」を感じることができるのです。というわけで、常備品に決定!
「そんなにネギが好きなら切らさなきゃいいのに」という声が聞こえてきそうですが、必要な時にないのがネギなのです。とにもかくにも、刻む手間もないし、腐らすムダもない「やくみ処」、1本あるとかなり便利ですよ。
(撮影・文◎ナナノナノ)