ニトリで買える約千円の「たこ焼き器」は本当に使えるのか試してみた!

改めて焼いた結果、本格的で絶品のたこ焼きが完成!

溢れないように少しずつ生地を流し込み、回転させながら注ぎ足してくと、次第に丸いたこ焼きが!
溢れないように少しずつ生地を流し込み、回転させながら注ぎ足してくと、次第に丸いたこ焼きが!

 前項での失敗を教訓に、今一度焼いてみました。今度は18個ある穴一つずつに丁寧に生地を流し入れ、生地を回転させる際にも少しずつ注ぎ足していくようにしました。すると、どうでしょう。繰り返し回転させることで、丸いたこ焼きが仕上がっていきます。

 ある程度、外側の生地が固まったところで、取り出しお皿に並べ、その上にソースやトッピングの、中濃ソース、マヨネーズ、青のり、かつお節をかけて完成。熱で踊るかつお節と、青のりの香ばしさが鼻をつき食欲をそそります。

きちんと焼き終えたところで、お皿に盛り、ソース、トッピングを加えて完成
きちんと焼き終えたところで、お皿に盛り、ソース、トッピングを加えて完成

 口にしてみると、これがもううまい! 専門店や屋台などで売られているたこ焼きに比べれば、加熱度が弱くどうしても生地が柔らかく仕上がってしまう点はご愛嬌ですが、それを除けば、かなり完璧なたこ焼きに仕上がりました。

 確かに、生地作りや仕込みはそれなりの手間がかかります。しかし、たった1,017円の電気たこ焼き器で、ここまで完成度の高いたこ焼きを作ることができるのは驚きでした。

お掃除も簡単の電気たこ焼き器は、ニトリ屈指のコスパ最強アイテムだった!

焼き終えたたこ焼き器
焼き終えたたこ焼き器

 あまりのクオリティの高さに興奮し、たこ焼きをバクバク食べてしまった筆者ですが、ふと横を見ると、たこ焼きに描かれたたこが汚れた顔でこちらをじっと見ています。

 この汚れを見て正直「掃除が面倒臭さそうだな」と思う筆者でしたが、やってみると実に簡単。加熱装置と一体型の鉄板なので、水洗いはしなくて良く、洗剤も使わないままキッチンペーパーなどで細部の油やカスを丁寧に拭いていくだけで良いです。

水洗い、洗剤洗い不要。油やカスを拭き取るだけでOK
水洗い、洗剤洗い不要。油やカスを拭き取るだけでOK

 手入れのしやすさも電気たこ焼き器の魅力だったわけですが、ここまでをまとめると、まさに買いの一品です。

 一度に焼けるたこ焼きは18個ですが、100回繰り返せば1800個作れる計算です。たこ焼き器自体の構造も極めてシンプルですし、さらには1年間の保証もついての1017円。コストパフォーマンスに優れた商品を多く取り扱うニトリの中でも、筆頭の優れモノではないかと思いました。

 角穴の浅さに対し、相応の注意をはらって焼けば、例えばお酒を飲みながら、家族や友達、カップルと会話をしながら焼くこともできる画期的なお家パーティのお供だと思いました。

(撮影・文◎松田義人)

●DATA

ニトリ「電気たこ焼き器(アミーWL-G102)」

価格:1017円(税込)
https://www.nitori-net.jp/ec/product/8971604s/