北海道限定! めんつゆ「めんみ」で味が決まる料理とは?

「めんみ」はかつお、煮干、昆布、さば、ほたてからとった5種のだしに、しょうゆと本みりんを合わせたつゆです。使い方は、一般的なめんつゆと一緒で、そうめんや煮物に使っていました。実家を離れてからは「めんみ」を買えなかったので、他のめんつゆで代用していますが、「やっぱりこれは、“めんみ”じゃなきゃ味が決まらないなぁ」と感じる料理があります。
「煮豚」の味付けにぴったり

まずは、「煮豚」です。水を張った圧力鍋に香味野菜と「めんみ」だけで味付けします。「めんみ」以外のめんつゆで作る時は、どうしても出汁の味が強く主張してくるので、酒やみりん、醤油で微調整していました。

でも、「めんみ」があればこれ1本でOK。角がなく、甘めの味わいで、塩梅よく仕上がります。豚肉の旨みも引き立ててくれますし、豚肉以外には鶏の手羽元を煮る時にも使えます。
「うずら卵のめんみ漬け」

そして、「うずら卵のめんみ漬け」。「めんみ」につけておくだけなのですが、こちらも美味なのです!

黄身までしっかり味がしみ込み、コンビニで売っているおつまみ系の“うずらの卵”と遜色ない仕上がりです。他にも、湯むきしたミニトマトやクリームチーズを漬けるのもおすすめですよ。
子どもが大好き!「めんみのおにぎり」

最後は「めんみのおにぎり」です。チーズ、青のり、かつおぶしを混ぜ込んだご飯を、塩のかわりにめんみで味を調えます。

繊細なお出汁の香りに、青のりの香ばしさ、チーズの塩気が絶妙。甘めの味なので、子どもも大好きなおにぎりです。
「めんみ」はまろやかで角のない味わいなので、さまざまな料理に応用できます。普段使っているめんつゆに置き換えるだけで、いつもの味からワンランクアップ。使い勝手も良いので、試したことがない人はぜひ使ってみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)