スープの素にもなる万能さ!

振りかけて味をつける以外にも、お湯に溶けば簡単スープもできちゃいます。今回は冷凍餃子を煮込んで「スープ餃子」にしてみました。一口飲んでみると、うまっ! バランスのとれた辛みのあるスープが水餃子の美味しさを引き立てます。舌の上に残った粒々がまたスパイシーで後を引きます。
水菜やレタス、長ネギなど、緑の野菜を加えると彩りもよくなりますよ。スパイスの量は味を見ながらお好みで。多めに入れると、冬の寒い日も体がぽかぽか芯から温まりそうです。
『くろせ』のおすすめ!「手が止まらないポップコーン」

『かしわ屋くろせ』に教えてもらった意外な活用法がこちら、自家製ポップコーンの味付けです。深めのフライパンに好みの量のコーンを入れて、コーンが浸るくらいにやや多めのサラダ油を入れて「黒瀬のスパイス」を投入。
スパイスは“ポップコーンを火にかける前”に“ちょっと多め”にかけることがポイント。ポップコーンができあがってから振ると、スパイスが表面に付着しにくく下に落ちてしまい、ピンとこない味になってしまいます。また、コーンが弾けるときに蓋の内側にもスパイスが弾け飛ぶので、ちょっと多めがベターなのです。


自宅でポップコーンを久しぶりに作ってみるととっても楽しい。ほどよい塩気とスパイスがほんのり効いて、手が止まらなくなる美味しさ。隣家にお裾分けしたところ、「映画館で食べるポップコーンみたい!」と絶賛していただきました。ちなみにサラダ油の代わりにバターを使えば、ちょっとリッチな味わいになります。
「黒瀬のスパイス」は、肉や魚にかけて焼くのがベーシックな使い方ですが、ご紹介した使い方の他にも白ご飯のふりかけにしたり、卵かけご飯にかけて味変したり、フライドポテトやカレーの風味付け、ドレッシングのアクセントなど、楽しみ方は無限大! まさに万能なこの1本、ご自宅やアウトドアでぜひ使ってみてください。
(撮影・文◎池田実香)