大判の熟成豚ロースがドカン! 『すた丼』の限定メニュー「四日市風トンテキすた丼」を食べてきた

大判の熟成豚ロースがドカン! 『すた丼』の限定メニュー「四日市風トンテキすた丼」を食べてきた
食楽web

 自身の名を冠した看板メニュー「すた丼」を始めとする強力ラインナップが腹ぺこピープルズのハートを鷲掴みにしている人気丼チェーン『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』では、10月1日より期間限定新メニュー「四日市風トンテキすた丼」を提供しています。

店頭POP
店頭POP

 大判で柔らかな熟成豚ロース約150gを濃厚すたみなトンテキタレで香ばしく炒め、砕きニンニク入りねぎ塩キャベツと温泉玉子を添えて仕上げられた今回のメニューは、三重県四日市発祥の「トンテキ」を“すた丼流”にアレンジした一品。ご当地すた丼シリーズとしては2018年6月に登場した「博多とんこつ”MTK”すた丼」以来、約4年ぶりとなる久々の新作となります。

 もう美味いのは間違いない! ですが、やっぱり食べて確認してみないことには話になりません。ということで、さっそくお店にて実食敢行です!!

食べ応え抜群のパワフル丼「四日市風トンテキすた丼」

今回は「四日市風トンテキすた丼」930円をオーダーしました。
今回は「四日市風トンテキすた丼」930円をオーダーしました。

 オーダー後、気持ち長めの約8分で丼が完成。主役の豚ロースは1枚が約7cmくらいで厚みは5mmほどとなかなかのサイズ感。タレの甘い香りとニンニクチップの香りが食欲を心地よく刺激します。

厚みのある豚肉
厚みのある豚肉

 脳とお腹からの「いいから早よ食え」の声に従い、豚ロースをパクッ。ほわあ、柔らけえぇ。筋張ったところが全然なく、肉厚さを感じる食感と豚ロース自体の味、厚みがあることで感じ取れる脂のプリプリさと甘味、濃厚すたみなトンテキタレの甘い味わい、ニンニクチップの風味・食感・ニンニクテイストと、美味しさを形作る要素だけが口の中を蹂躙していきます。

 あまりに肉が旨すぎて、意識しないとご飯を残したまま肉だけを食べ切ってしまいそうな勢いです。

マヨネーズと温泉玉子が味変に
マヨネーズと温泉玉子が味変に

 その肉の下にいるご飯は、タレの適度な量のおかげでホワイトな状態がキープされており、「白飯で肉を食らう」というナイスな状況をしっかりと形成。添えられたマヨネーズが味に変化を与え、温泉玉子がマイルドさと黄身のコクで肉にプラス効果を与えています。

 さらにねぎ塩キャベツの“肉じゃない”食感とテイストが渾身のアシストになり、食べ進める速度は全く落ちるどころか間違いなく加速。結局、オーダーから丼到着までの待ち時間とほぼ同じの8分ほどで完食に至るという、我ながらびっくりの一心不乱な食べっぷりを見せる始末でした。美味しかった。ごちそうさま!

派生メニューも充実
派生メニューも充実

 この肉の厚さでトンテキを名乗るのはちょっと無理があるかなあ、というのが食べる直前の印象だったんですが、いざ食べ始めたら蚊帳の外にほっぽり出されるほど些末な問題へと格下げ。豚ロース肉の美味しさ、タレとニンニクの組み合わせ、さらにマヨと温泉玉子、塩キャベツと、丼の中の全ての具材がご飯を美味しく食べるための存在となっていました。

 ちなみに終盤になる頃にはタレとマヨ、キャベツの欠片が混ざりあって、まるでお好み焼きのようなジャンク感が出てきましたが、これは四日市市民的にはトンテキとしてアリなんでしょうかねえ(笑)。まあその辺を差し引いたとしても、最後まで美味しかったということだけは揺るぎない事実。ここ最近の期間限定メニューでは間違いなく上位に来るテイストでした。

 なお、派生メニューとしてお店自慢の「唐揚げ」が3個乗った「唐揚げ合盛りトンテキすた丼」(1130円)と、肉の量が2倍になった「トンテキすた丼ガツン盛り」(1330円)もありますので、こちらも併せましてぜひ最寄りの『すた丼』で味わってみてください!

●DATA

「四日市風トンテキすた丼」

期間:2022年10月1日(土)~ ※期間限定
販売:一部店舗を除く『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』
※販売のない店舗につきましては公式サイトにてご確認ください
※価格は全て税込(イートイン時)
※テイクアウト及びデリバリーサービス利用時は価格が異なります
https://sutadonya.com/