牛丼の『松屋』で味わえる台湾グルメ「魯肉飯」を食べてみたら尻上がり的な旨さにどハマりした!

牛丼の『松屋』で味わえる台湾グルメ「魯肉飯」を食べてみたら尻上がり的な旨さにどハマりした!
食楽web

 看板メニューの「牛めし」と多彩な定食&丼メニューで、世の腹ぺこピープルズを至福の満腹ヘブンへと誘っている人気牛丼チェーン『松屋』では、9月13日より期間限定メニュー「魯肉飯(ルーローハン)」及び「魯肉コンボ牛めし」の販売をスタート。予想に違わぬ大人気ぶりを見せています。

公式画像(食楽web)
公式画像(食楽web)

「魯肉飯」はご飯の上に醤油ベースで甘辛く煮込んだ豚の角煮やそぼろ肉を乗せた、台湾流の肉かけご飯。 台湾屋台の超定番にして、日本でも年を追うごとに認知度と人気が高まっているメニューです。今回の『松屋』版魯肉飯は、ごろっと大ぶりの角煮と半熟味玉を乗せた、食べる前からわかる“間違いのないやつでしょう”な一品。果たしてどんな美味しさを体感させてくれるのか、さっそく最寄りの『松屋』で実食してみましたよ!

甘辛ダレにトロトロ食感でリピート必至!?「魯肉飯」を実食

今回はノーマル仕様の「魯肉飯」680円をオーダー
今回はノーマル仕様の「魯肉飯」680円をオーダー

 オーダーから5分ほどで着丼。あれ、メニュー写真と比べて肉の量とタレのかかり方が少ないような(泣)。現物はこういう感じなのか、それともいろいろとアンラッキーな巡り合わせが重なったせいなのか…。モヤモヤを振り払い、ここは割り切って実食を開始することにします。

トロトロに煮込まれた魯肉
トロトロに煮込まれた魯肉

 まずはメインの魯肉から。無駄に食べ進めるとご飯が余ってしまいそうなので、いきなりご飯と一緒にパクっ。肉がくっそ柔らけえ! 魯肉飯のセオリー通り、醤油ベースのタレで甘辛く煮込まれた豚バラ肉が口の中でほろほろっと崩れ、脂身はとろとろんと溶けていきます。タレが染み込んだご飯は、魯肉の味でウマさがプラス。さらに、表面に敷かれた海苔の風味と刻み青ネギのシャキシャキ食感が加わり、それはもう得も言われぬ美味しさです。

 見た目に主張が強い味玉は、黄身は半熟、白身は醤油味が染み込んだ万全の仕上げ。単なる添え物ではなく、ご飯のおかずとして充分に成立しちゃっております。そうだよね、味玉ご飯ってウマいよね!

山椒で味変。痺れと甘さのコントラストが最高
山椒で味変。痺れと甘さのコントラストが最高

 魯肉に別添えの山椒をかけて風味をアップさせつつ、味玉と味噌汁で変化球を付けながらタレご飯をかっこむという、まさに流れるような展開で一気に完食。いやあ、美味しかった。ごちそうさま!

店頭のPOP
店頭のPOP

 主役の魯肉が少ない(ように感じる)という、メニューとしては致命傷になってもおかしくない構成ながら、魯肉自体の美味しさと味の決め手となるタレ、さらに脇を固めたトッピング&味玉が絶妙なアシストを見せ、最初の不満を吹き飛ばし、最後には不満なく食べ切ることができました。

 とはいえ、気になったのはやはり丼の中のスカスカ感。例えば細かく刻んだ魯肉を散らすなどして、見た目的な物足りなさが補えていればなあ、というのが正直な感想です。

 これを踏まえても踏まえなくても、それじゃいっちょ食ってやろうじゃんという方は、今回食べなかった「魯肉飯コンボ牛めし」(680円)か「魯肉飯コンボ牛めしダブル」(950円)がオススメ。前者は「魯肉飯」と同じ値段でありながら牛丼の肉で肉不足をカバーし、後者は牛丼の肉に加えて「魯肉飯」ではできない“魯肉の増量”を楽しめます。煮込み肉でガツガツとご飯を食べたい、この機に魯肉飯を味わってみたいという方に、今回のメニューはピンズドで刺さること間違いなし! ぜひお近くの『松屋』で、美味しいひと時を楽しんでみてください。

●DATA

松屋で世界の味~台湾編~「魯肉飯」&「魯肉飯コンボ牛めし」

期間:2022年9月13日(火)~
販売:一部店舗を除く全国の『松屋』
https://www.matsuyafoods.co.jp/matsuya/
※価格は全て税込(イートイン・テイクアウト共通)
※テイクアウト時は味噌汁は付きません(別途60円で販売)