大戸屋に復活した大人気メニュー「デミグラスチキンかつ定食」はどれほどウマいのか? 実際に食べてきた!

大戸屋に復活した大人気メニュー「デミグラスチキンかつ定食」はどれほどウマいのか? 実際に食べてきた!
食楽web

 今年1月に創業65周年を迎えた人気和食チェーン『大戸屋』では、毎月8日を「大戸屋ごはんの日」に設定。この日に過去の人気メニューを月替わりで復刻させており、長らくお店のメニューを愛するファンを喜ばせています。

 気になる9月の復刻メニューは、4月に続いて2度目の登場となる「デミグラスチキンかつ定食」。サクッと揚げたチキンかつに、和風デミグラスソースと粉チーズをかけて仕上げた一品です。お店にはそこそこの頻度で行ってますが、今回のメニューをオーダーするのは実は初めて。唐揚げに関してはいつも美味しく食しているだけに、チキンかつに変わったところで特に問題はないでしょう…ということで、さっそく最寄りの『大戸屋』へ直行。実食にてそのお味をチェックしてみたいと思います!

「デミグラスチキンかつ定食」920円(税込)。チキンかつは単品(770円/税込)の他、2倍(定食・単品ともに+200円)での販売もあります
「デミグラスチキンかつ定食」920円(税込)。チキンかつは単品(770円/税込)の他、2倍(定食・単品ともに+200円)での販売もあります

 タッチパネルでオーダーを終えてから約10分、メニューが運ばれてきました。デミグラスソースがかかったチキンカツが5切れ、紫玉ねぎのスライスが加えられたキャベツの千切りとトマト&マカロニ。ご飯とお味噌汁、たくあんと、定食らしい構成です。

チキンかつとデミグラスソース、チーズの彩りが美しい
チキンかつとデミグラスソース、チーズの彩りが美しい

 今回は迷うことなく、主役のチキンからいただきます。衣は厚めでアツアツのサックサク、口の中でバリバリいわせる食感です。肉はモモ肉かな? 薄切りになっていて、衣がしっかりとしているせいか、肉の味わいやジューシーさはさほど感じられません。チキンかつというよりは、揚げ焼きで仕上げた“鶏のカツレツ”のイメージでしょうか。デミグラスソースが乗っている側が口に入ると、粉チーズのいい香りに続いてソースの旨みがぶわっと広がります。

ご飯が進む味わいのチキンかつ
ご飯が進む味わいのチキンかつ

 公式によると、ローストオニオンや煮込んだ野菜の旨み、さらに豆味噌とバターを加えてコクと旨みの強い、ご飯に合う和風テイストに仕上げられている…とのことですが、これは確かに説明したくなるほどの美味しさ(笑)。甘めで濃厚、トマトやワインの酸味から来る“デミ濃ゆい味”がなく、ご飯にもチキンかつにもぴったりと合う味わいです。

 デミソースを纏わせたチキンかつを白飯にバウンドさせてガツガツ、味噌汁とたくあんでインターバルを取りつつ、再びチキンかつでご飯。最後はキャベ千で口の中をさっぱりとさせて、あっという間の完食。ごちそうさま!

店頭メニュー(食楽web)
店頭メニュー(食楽web)

 印象に残ったのは和風デミグラスソース。チキンかつとご飯のどちらにも合う味わいというのはなかなか難しいはずですが、いろいろな旨みが溶け込んでいるだけあってソース単独でもペロペロできちゃう美味しさでした。その一方で気になったのが主役のチキンかつ。鶏肉が薄いために肉の味や食感よりも分厚い衣のサクサク感の方が強く出てしまっていたのが惜しいですね。

 なお、今回の「デミグラスチキンかつ定食」は10月7日までの提供で、8日からは新たな復刻メニューが登場する予定です。次回の一品、期待して待っておりますよ!

●DATA

「デミグラスチキンかつ定食」

期間:2022年9月8日(木)~10月7日(金)
販売:一部店舗を除く全国の『大戸屋』(イオンモール高崎店、イオンモール日の出店では販売されません)
https://www.ootoya.com/