10月13日開催!大阪で大分をたっぷり味わう「大分 蔵フェ酒 2017」

昨年、満員御礼で好評だった「大分 蔵フェ酒」が今年も開催される。会場には大分の酒蔵25社が大集結し、大阪にいながらにして大分酒蔵巡りが楽しめる。

10月13日開催!大阪で大分をたっぷり味わう「大分 蔵フェ酒 2017」
食楽web

 大分の酒造といえば「いいちこ」「二階堂」といった大手メーカーの麦焼酎が有名。伝統の麦麹による麦100%の本格焼酎は確かに美味いが、大分は麦だけでなく米焼酎や芋焼酎、さらに清酒を併醸する蔵も多い。大分の特産であるかぼすや梅を使ったリキュール類もあり、まさに多酒多様。焼酎好きも日本酒好きも、いや、どっちも好きなんだけど! という人にはウハウハのイベントなのだ。

 お酒とともに楽しみたい郷土料理には豊後牛ステーキ、とり天や唐揚げ、大分ヒラマサなどが登場する予定。さらに、宿泊券やご当地グルメなど豪華景品が当たるお楽しみ抽選会も開催。もれなくお土産付き! と最後まで大分尽くしで、まるで大分旅行疑似体験。

 これまで大分のお酒に触れる機会がなかったという人や、これから知りたいという人、また参加前に予習しておきたいという人は、大分県酒造組合HPの蔵元検索で各蔵の特徴をチェックしておこう。

酒蔵の日常を知れば、蔵フェ酒がさらに楽しめる!

 参加蔵は25社。酒造りだけでなく地元の催事や風物詩などさまざまな情報を自社のSNS等で投稿している酒蔵も多い。ここでは読んでいて興味深い(そそられる)酒蔵4選を紹介しよう。

井上酒造

創業当時から仕込みに使っていた四角い井戸の水にちなんで命名された清酒「角の井」や、初代当主の名前をラベルにした麦焼酎「百助」のほか、米・芋焼酎を醸造。女性スタッフを中心に開発した生姜梅酒などのリキュール類も人気。Facebookでは田んぼの様子から仕込みの作業風景など、蔵の日常を蔵人や杜氏見習いが綴る。毎春開催する「春搾り」は、蔵がいかに地元の人に愛されているかがわかる盛況ぶり。伝統技術を守りつつ、時代に合わせた「ときめき」の酒造りがモットー。

詳細>>https://www.facebook.com/shuzo.inoue.5/

井上酒造
井上酒造

老松酒造

1789年創業の老舗蔵。樽熟成先進国から学び続けたオーク樽による長期貯蔵にこだわり、「閻魔」シリーズをはじめとする個性豊かな焼酎を造る。麦焼酎「田五作」は地元で愛され続けるロングセラー。清酒「山水」は「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」「全国燗酒コンテスト」など、受賞歴の多い銘酒。蔵の様子や地域密着系の催し、出店イベントや販売催事などのレポをこまめに更新。地元バーテンダーが考案したオリジナル焼酎カクテルのレシピ紹介なども。

詳細>>https://www.facebook.com/oimatsushuzo/

老松酒造
老松酒造

萱島酒造

大分県東北端、国東半島にある酒蔵。焼酎文化が根強い大分で流行に流されることなく、伝統的な手法で甘い辛いを超越した日本酒を造り続ける。代表銘柄「西の関」は西日本の代表酒となる望みと願いを込めて命名。地のものに合う酒であることが地方酒の存在意義というブレない姿勢も地元の人たちに長く愛飲されるゆえん。日本名門酒会主催「プロが選んだうなぎに合う酒」では「手造り純米酒」が11年連続第1位に輝き、殿堂入りを果たす。

詳細>>https://www.facebook.com/nishinoseki

萱島酒造
萱島酒造

久家本店

代表銘柄である清酒「一の井手」、麦焼酎「常蔵」、地元臼杵産のかぼす、梅などを使ったリキュール類を醸造。地元ベーカリーとのコラボによる酒粕カンパーニュ(限定販売)、かぼすと麦焼酎「常蔵」をフルーツポンチ風にしてみんなでシェアする「ウスキボウル」など、地元特産にとことんこだわり、お酒の美味しさや楽しさを幅広く提案する。東京・目黒のさんま祭りはじめ、関東エリアでのイベントにも積極的に出店し、「ウスキボウル」ファンが増加中だ。

詳細>>https://www.facebook.com/kugehonten

久家本店
久家本店

「お酒の宴(エン)ターテインメント」をコンセプトに、大分の魅力にどっぷり浸かれる「大分蔵フェ酒2017」。大分が誇る焼酎や日本酒、郷土料理などが振る舞われる華やかな宴とあって、昨年は完売御礼の大盛況。チケット申込は9月25日まで。急げ!

●DATA

大分 蔵フェ酒 2017

日時:10月13日(金)19:00~21:00
会場:ホテル阪急インターナショナル(大阪府大阪市北区茶屋町19-19)
料金:大人3,900円
問:大分県酒造組合