スシロー×京樽が合体!? 噂の『京樽・スシロー 行徳店』とは? おすすめの鮨5選

スシロー×京樽が合体!? 噂の『京樽・スシロー 行徳店』とは? おすすめの鮨5選
食楽web

 おそらく東京育ちの多くが、「茶きん鮨」イコール『京樽』。ひな祭りや七五三など、お祝いの席でのご馳走の一つが『京樽』の「茶きん鮨」という人は多いと思います。元々は、昭和7年、京都に割烹料理店として創業し、13年に東京の人形町にオープンしてから、首都圏を中心に広がっていった老舗店です。戦前からあるお店だったんですね。

 そんな『京樽』と、握り寿司でおなじみの『スシロー』が組んだ、ダブルブランド店舗が7月7日、七夕の日にオープン。場所は東京の市ヶ谷店と門前仲町店、そして千葉の西船橋店と行徳店。テイクアウト専門店で、『京樽』の定番商品である「茶きん鮨」を始め「巻き鮨」、「押し鮨」など定番の上方鮨に加え、「スシロー To Go」の人気商品、マグロ、ハマチ、エビを始めとしたお得な握り寿司のセットなど、多数の商品を取り揃えているとのこと。

 鮮度と価格に自信ありの『スシロー』と、「バッテラ」や「茶きん鮨」など繊細な技術にこだわりありの『京樽』がタッグを組んだ! これは気になる!

ショーケースに握り、巻き、押し、茶きん、ちらしが勢揃いの寿司パラダイス!

店内。テイクアウト専門店なので店内に席などはない。駅近なのも魅力的
店内。テイクアウト専門店なので店内に席などはない。駅近なのも魅力的

 向かったのは『京樽・スシロー 行徳店』、駅を出て徒歩1分ぐらいにある路面店です。店内に入ると、ドーンとショーケース。右側に『京樽』、左側に『スシロー』のお寿司が並んでいます。そしてショーケースの奥には厨房が。

「行徳店では、『茶きん鮨』を奥のキッチンで作っているんですよ」。と話すのは京樽社長の石井憲さん。ここでは、『スシロー』の握りずしは魚を切り付けて握る船橋のキッチンから、一部商品を除いて『京樽』の「茶きん鮨」などは奥の厨房で作られたものを出しているとのこと。

京樽の社長、石井憲さん。茶きん鮨やバッテラ、海苔やシャリを語ると止まらない、『京樽』愛に溢れたチャーミングなキャラクター
京樽の社長、石井憲さん。茶きん鮨やバッテラ、海苔やシャリを語ると止まらない、『京樽』愛に溢れたチャーミングなキャラクター

 そもそも、なんで『京樽』と『スシロー』がタッグを組むことになったの?

「元々、『京樽』のお客様は年齢が上の方が多く、反対に『スシロー』のお客様は若い方が多いんですよ。そこで、それぞれの良さを知っていただきたいのと、幅広い年齢層のお客様に喜んでいただけるために、ダブルブランドとして展開していこうと」。2つのブランドの商品が並ぶことで、3世代、4世代のお客さんが買いに来てくれる、ということですね。

「鮮度や味はもちろんですが、職人の技も感じて欲しいですね」。と語る社長イチオシの寿司、紹介します!