プロをもうならす「酒中在心」のキャッチコピーの力強さ
ブランドコンセプトについては、エイトブランディングデザインの西澤明洋氏が登壇。西澤氏は、これまでに東京の地ビール「COEDO」などのブランディングをはじめ、さまざまなブランド開発に関わってきた。

「酒中在心」「広島錦」のネーミングに関して、「通常はコピーライティングの時点から自分で考えるが、これを超えるものはなかった」と話す。広島錦の書体については、「ここから新たな一歩を踏み出すという意味で、書体としての新しさを出しながらも、100年後にも残るお酒であるよう、どっしりした書体を作った」と語った。
「純米大吟醸 広島錦」(720ml)は全国の取扱店にて、「純米酒 広島錦」(1.8L)は料飲店にて10月から発売される。純米大吟醸は5400円と決して安価なお酒ではないものの、日本酒好きなら一度は飲むべき“新定番”といえるだろう。
●INFO
賀茂鶴酒造
http://www.kamotsuru.jp/