「悪魔の酒」が飲みやすくなった! アルコール度数を抑えた「アブサント26」はどんな味?

「悪魔の酒」が飲みやすくなった! アルコール度数を抑えた「アブサント26」はどんな味?
食楽web

「悪魔の酒」と呼ばれ、製造禁止にまで追い込まれたセンセーショナルな酒「アブサン」をご存知でしょうか?

 ニガヨモギを主体としたハーブ酒で、19世紀に活躍したゴッホやピカソ、ゴーギャンなど名だたる画家たちを虜にし、作品作りにも大きな影響を与えたと言われています。

 ただ、アルコール度数が60%以上と強いものが多く、ニガヨモギに含まれるツヨンという物質により、幻覚症状や中毒症状を引き起こすとされ、長らく製造禁止となった幻の酒です。

 製造禁止にともない代替品も登場しましたが、味わいと伝説はそう簡単には忘れられません。1981年にWHOより、ツヨン残存許容量10ppm以下なら承認されることになり、製造が復活。その第一弾として日本に入荷したのが、『マルカイコーポレーション』が輸入販売する「アブサント55」です。

 55%でも「アブサン」の中ではアルコール度数は低い部類に入りますが、歴史的な逸話から飲んでみたいけど躊躇するという人も少なくないでしょう。そこでこの度登場したのが、アルコール度数を26度に抑え、アブサンのハーブ感をしっかり味わえる「アブサント26」なのです。