
ビール、サワー、チューハイ……まだまだ家で飲むことが多い昨今、お酒のバリエーションが定番化していませんか? もっと目新しくて、マンネリも残暑も吹き飛ばしてくれるような画期的なお酒に出合いたい! そんな食楽ファンにご紹介したいのが、なんとベルガモットを使ったリキュール。ベルガモットとは、芳醇さと清涼感を併せ持った香りが特徴の柑橘類。香水やアールグレイの香りづけとして古くから愛用されてきましたが、リキュールに使ってもその真価を余すところなく発揮してくれるのです。
香り高さはそのままに、凛とした爽やかな味わいに仕立て上げたクラフトリキュール、その名も「BERGAMOTTO」。イタリア・ピエモンテ州はトリノ郊外にある、クアリャ蒸留所で生産しています。一番のこだわりは、何と言っても100%フレッシュな原材料。ベルガモットの主産地として知られ、柑橘類の宝庫と呼ばれるカラブリア産の天然ベルガモットをふんだんに使用しています。
この季節にぴったりの爽やかなリキュール

まずはロックやストレートで生のままの味を堪能するのも一興ですが、オススメはベルガモットのフレーバーが引き立つトニックウォーターやソーダ割り。軽やかな飲み口は食前酒にもピッタリで、まだまだ暑い日の夕暮れから飲みたくなる一杯です。

そして、トニックウォーター割りにカンパリを1ダッシュ加えれば、淡く透き通ったピンクが美しいカクテルの出来上がり。カンパリのほのかな苦味が、すっきりとした風味を一際引き締めてくれます。カクテルの名は「マリア・ローザ」。ツール・ド・フランスと並ぶイタリア最大の自転車レース、ジロ・デ・イタリアで優勝を飾った選手に与えられるバラ色のジャージの名前にあやかったとのこと。
実はこちらの「マリア・ローザ」、「BERGAMOTTO」を取り扱うクラフトリキュール専門ECサイト『リクオレリア』が提案するオリジナルカクテル。『リクオレリア』では、イタリアで16年もの間研鑽を積んだバールマン・野宮裕介さんが厳選する、イタリア各地の個性的なリキュールを販売しています。
フルーティーなワイン「ヴィショラワイン」にも注目!

そして、現在「BERGAMOTTO」以外にもう1銘柄、野宮さんが満を持してお届けするのが「ヴィショラワイン」“ウィシラ”です。
濃いルビー色と、輪郭のはっきりした甘美な香りの漂う「ヴィショラワイン」。甘味と酸味のバランスが絶妙で、しっかりとした味わいながらも柔らかな口当たりが魅力です。ヴィショラとは、イタリア中部・アドリア海に面したマルケ州特産のサワーチェリーの名前。酸味が強すぎて食用には適さないという品種ですが、アレアティコ種とモンテプルチアーノ種の赤ワインに1~4ヶ月漬け込むことで飲む人を選ばない、フルーティーなフレーバードワインが実現したのです。
最適温度は10~12℃で、さらに氷を浮かべてオン・ザ・ロックで嗜むのが一押し。時間が経っても果実味と酸味の調和が見事に保たれて、秋の夜長をゆったりと楽しむのにふさわしいスタイルと言えるでしょう。1:1でレモンソーダ割りにするもよし、寒い季節には湯煎で45℃ほどに温めてシナモンやクローブなどのスパイスを浮かべ、ホットワインにするもよしです。
『リクオレリア』では、今後もイタリア各地の風土を活かした多彩なリキュールを展開していくとのこと。今年の残暑は「イタリアを旅するクラフトリキュール」を新たなお供に、家飲みを華やかに演出してみてはいかがでしょう?