シンプルなものだと、外食でも1杯300円ほどで食べられる「うどん」。まさに安い、早い、うまいを体現する料理のひとつです。しかし、そんなうどんの概念を覆す店が誕生し、さっそく話題になっています。それが、今年7月3日に東京・墨田区にオープンした“トリュフうどん”専門店『MENYA KABUKU』。
高級食材トリュフを使った“トリュフつゆ”で食べるこの「釜揚げトリュフうどん」、実は同じ運営元が手がける九州・福岡のビストロ&ワインバー『クッキン』のまかない料理から生まれ、全国お取り寄せグルメ部門第一位を獲得した実力派。〆のトリュフうどん目当てに店に通う常連さんもいるほど。
麺は長崎県五島列島の「五島うどん」を使用。パスタのような細麺で、ツルッとしたのど越しが特徴です。また、椿油を練り込んでいるため麺が伸びにくく、その繊細でつややかな食感は、「幻のうどん」と呼ばれることもある逸品です。
オリジナルのトリュフつゆには、トリュフ・昆布、鰹節でとった出汁をベースにしたもの。とることで、よりトリュフの香りを引き出しているほか、バターや醤油などで味を調え、濃厚さの中にも、上品なコクをプラスしています。「口・喉・鼻」から抜けるトリュフの香りは、もう言葉にならないほど。
1杯1400円はうどんとしては高めですが、一度は食べる価値ありです。ちなみに、公式サイトで通販も行っているので、福岡と東京以外の人も、その贅沢な味わいをぜひ体験してみてください。
●SHOP INFO
店名:MENYA KABUKU
住:東京都墨田区業平1-18-11
休:不定休
営:1部11:00~15:00(L.O14:30)、2部16:30~21:30(L.O21:00)
http://truffeudon.com