現役秘書がオススメする“もう迷わない東京土産”。最旬スイーツはコレ!

現役秘書がオススメする“もう迷わない東京土産”。最旬スイーツはコレ!
食楽web

 東京土産、いったいどれを買えばいいのかよくわからない人、けっこう多いと思います。東京に遊びに来た人はもちろん、実は東京に住んでいる人も同じ。数が多いし、とにかく複雑です。「誰か、ここのコレが1番」と言って欲しい、というのが本音ではないでしょうか。

 そこで、手土産を頻繁に用意する秘書の桃井叶恵さんに、大丸東京店で買う最旬の東京限定土産を教えてもらいました。今回は、和と洋の手土産をタイプ別にそれぞれイチオシをご紹介してもらいました。

和菓子の東京限定手土産

 渡す相手が、ご年配などの年上の場合、つい定番ブランドの和菓子にしていまいがちです。でも毎回コレでいいの? と悩んでいる人も多いと思います。そこで今回は、和菓子でもひと工夫あり、小洒落た和菓子をご紹介します。

磯の香り高い揚げ餅
『麻布十番 あげもち屋』の「浅草のりあげ餅」

464円(45g)/1階
464円(45g)/1階

 麻布十番でもっとも人気のあげ餅煎餅専門店『麻布十番 あげもち屋』さんの、「浅草のりあげ餅」です。こちらは貴重な“オオバアサクサノリ”をたっぷりまぶしてあるので、口に入れた瞬間から磯の爽やかな香りが広がります。軽い食感で、食べやすいのも特徴。また、パッケージが可愛いらしい和柄で、若い人はもちろん、ご年配の方にも一目で素敵なお土産だと喜ばれると思います。

東京らしい変化球最中
『駒込中里』の「揚最中」

1個186円/地階
1個186円/地階

 最中といっても色々ありますが、私のイチオシは、『駒込 中里』の「揚最中」。明治6年に日本橋で創業、大正12年に駒込に移転し、100年以上も続く由緒正しき和菓子舖です。食通が通う隠れた名店としても知られています。「揚最中」は、胡麻油で揚げたさっくりとした最中生地で、粒餡をサンドしています。最中にも餡子にも少し塩気が効いていて、甘じょっぱさがたまらないんです。見た目も斬新なスタイルの最中なので、センスの良さもアピールできると思います。

まろやかな栗餡が美味しい
『清月堂本店』の「銀座だより」

8個入り1,458円/1階
8個入り1,458円/1階

 パイといえば洋菓子の代表ですが、餡が入っている和洋折衷タイプは、ご年配にも大人気です。こちらは、パイの中に栗餡が入っている『清月堂本店』のパイです。明治40年に銀座7丁目に創業した老舗の和菓子舖で、このパイの名前も「銀座だより」というオシャレなネーミング。しっとり香ばしいパイと、練乳のまろやかさを加えた栗餡、そして食感を残したきざみ栗。この3つが口の中に広がると、和洋折衷の美味しさの極みを感じます。

隠れた名店の逸品
『西巣鴨 土佐屋』の「いもようかん」

(5本入)1,510円/地階
(5本入)1,510円/地階

 芋ようかんといえば、有名なのは明治35年創業の浅草の『舟和』さんですね。もちろん、老舗の味わいは絶品ですが、今回ご紹介するのは、西巣鴨の『土佐屋』の芋ようかん。こちらは昭和13年創業で『舟和』さんより新しいお店なのですが、昔ながらの変わらない伝統の製法を守る和菓子屋さん。1番人気は「いもようかん」で、さつまいも本来の甘みを味わえるよう砂糖と塩もほんの少しで味付けしているそうで、その素朴な味の中に、丁寧なお仕事と優しい味を感じます。パッケージもとても可愛らしいので、とくに女性に喜ばれます。