メープルシロップとバルサミコビネガーの特製シロップが決め手
バターミルクチャネルは、ブルックリンの住宅街であるキャロルガーデンに2008年に誕生したアメリカ料理のレストランです。定番の家庭料理「コンフォートフード」をウリとする同店は、地元民や観光客など幅広い世代に愛されているお店なのだとか。
アメリカ人にとってのコンフォートフードといえば、フライドチキン&ワッフルやポークチョップ、パン・ケーキなど。そして、バターミルクチャネルの看板メニューである「バターミルクフライドチキン」がこちらなんです。

チェダーチーズ入りのワッフルの上に載っているのは、バターミルクを使って3日以上かけて仕込んだフライドチキン。店名にも使われている「バターミルク」は、フライドチキンだけでなく、パンケーキやラザニアのリコッタチーズにも使われるなど、同店にとっては欠かせない存在です。
そんなフライドチキンにメープルシロップとバルサミコビネガーを使った特製シロップをかけていただくのがこのお店のスタイル。この組み合わせは筆者も初めての経験です。

何もかけないまま食べると、衣はサクサクでしっとりした胸肉のフライドチキン。衣の味は見た目よりも薄めなので、やっぱり特製シロップをかけて食べたいところです。シロップをかけると、最初にメープルシロップの甘みが、あとからバルサミコの酸味がほんのりやってきます。甘酸っぱいフライドチキンと聞くとなんだか不思議ですが、この甘酸っぱさはクセになる! 自宅でも作れそうで作れない、絶妙なバランスのシロップがあってこそのバターミルクフライドチキンであることを思い知らされます。
ちなみに、ワッフルには原料の3割以上のチェダーチーズが使われており、これだけを食べるとチーズの風味がふんわりと口いっぱいに広がるんです。そして、このワッフルにも先ほどの特製シロップがよく合うのですから、メープルシロップ×バルサミコビネガーの組み合わせには驚きを隠せません。
こだわりの食材と丁寧な調理法が人気の秘密
今回、筆者はレセプションに参加してビュッフェ形式で同店の人気メニューをいただいたのですが、どれもシンプルながらおいしいと言わざるを得ないものばかりでした。





「バターミルク チャネル 原宿」は、朝10時から23時半までオープンしているので、ブランチ、カフェ、ディナーとさまざまな用途で利用できます。原宿のど真ん中にありながら、繁華街にいることを忘れさせてくれる“大人の隠れ家”になりそうです。
●SHOP INFO

店名:BUTTERMILK CHANNEL Harajuku(バターミルク チャネル 原宿)
住:東京都渋谷区神宮前1-11-11
TEL:050-3171-8928(予約専用、10:00~22:00)
営:ブランチ 10:00~15:00、カフェ 15:00~17:00、ディナー 17:00~23:30(L.O.22:30)
休:不定休
http://www.buttermilkchannel-jp.com/