
夏になると飲みたくなるお酒といえば、ビールと並んでハイボールがもはや定番ですよね。ウイスキーに炭酸水を入れるだけ、という超お手軽な最強ドリンクですが、せっかく飲むなら美味しいハイボールを飲みたいと思いませんか?
実はハイボールは、ちょっとしたことに気を使うだけで、ワンランク上の味にレベルアップが可能なんだそうです。そこで、自宅でできる激ウマハイボールのレシピを、プロのバーテンダーさんに教わったのでご紹介します。
3つのアイテムを組み合わせるだけで格別の味に

ハイボールを自宅でもよく作る、という人ならご存知かもしれませんが、ハイボールを構成する要素は、たったの4つ。軸となるウイスキー、割るための炭酸水、器となるグラス、最後に氷です。今回はその中の3つに注目し、ちょっと良いものにこだわってハイボールを作ってみました。

まずは、主軸となるウイスキー。今回は、スコットランドで生まれた正統派ブレンデッドウイスキー「オールドパー シルバー」をセレクトしました。こちらのウイスキーは、ハイボールのため生み出されたようなウイスキーです。フルーティーでスムーズな爽快感が特徴で、ソーダと割ることでフレッシュな香りが強調され、キレの良い後味が楽しめるお酒です。

次に大切なのは、入れ物となるグラス。使用するのは、イギリスのインテリアブランドである『Tom Dixon.(トム・ディクソン)』の「TANK HIGH GLASS」です。
照明や家具などが有名なイギリスのセレブ御用達のブランドですが、実はグラスも名品揃いなのです。今回使用するこちらのグラスは、吹きガラスに手描きでカッパー塗装を施し、底面にはサンドブラスト加工を施した逸品。
ハイボールに適した細身のフォルムで、ウイスキーの持つ芳醇な香りを余すところなく楽しめます。

そして最後は、やはりハイボールに必要不可欠な炭酸水。中でもオススメは、自宅で手軽に高品質な炭酸水が作れるということで話題沸騰中の「ソーダストリーム」。ハイボールは、炭酸の強さで美味しさが左右されるため、弱~強まで思い通りの炭酸が作れるソーダストリームは、うってつけ。ちなみに、キレの良さと爽快感を増すため、強炭酸にして作るのがおすすめです。
後は混ぜるだけ! 超簡単なのに激ウマなハイボールが完成

3つのアイテムの準備ができたら後はグラスに氷を入れて混ぜるだけ。配分や入れ方、混ぜ方などに決まりはありません。より美味しくするには、冷えたグラスに氷を入れ、ウイスキーを4分の1あたりまで注ぎいれます。7~8秒ほど素早くかき混ぜ、ウイスキーを冷やして置くのが美味しくなるポイント。次にウイスキー1に対し、ソーダを3注ぎ入れ、最後に氷をまわせば完成です。また、混ぜすぎないというのも重要。混ぜすぎると炭酸が抜けてしまい風味が落ちるので1~2回転で留めておきましょう。

気になる味ですが、ウイスキーの持つ芳醇な香りやフルーティーかつフレッシュな香りが心地よく鼻を抜け、グラスに口を付ける瞬間から違いがわかると思います。さらに、強炭酸で作っているため、キレの良さや爽快感が増し文句なしに美味い! 飲みやすい理由は、バランスの取れたブレンデッドウイスキーだから。これなら、ウイスキーが苦手という人も飲めてしまうはず。
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今まで、何も考えずに作っていたハイボールですが、3つのアイテムにこだわっただけでここまで美味しくなるとは、驚きです。各アイテムは、ネットでも購入可能なので、皆さんもぜひ家でこだわりのハイボールを作ってみてください。
(取材・文◎編集部)
●DATA
・「オールドパー シルバー」
http://oldparr.jp/
・Tom Dixon(トム・ディクソン)
http://www.tomdixon.jp/
・ソーダストリーム
http://www.sodastream.jp/
※価格は全て税抜