蛤と水を鍋に入れて火にかけただけの滋味あふれるスープ


長谷川氏が最初に調理を披露してくれたのは「蛤のスープ」。味わってみると、口に広がるのは凝縮された貝の旨みと、ほどよい塩味。驚くほどにクリアでありながら濃厚な味わいが胃の腑を温めてくれたのです。
驚くのはここから。実はこのスープのレシピは、蛤と水を鍋に入れて火にかけただけ。熱伝導性の高い鍋底が適度に蛤に熱を伝えつつ、密閉された蓋が旨みを逃さず、スープのなかに閉じ込めたのです。
ものの1時間で牛頬肉が箸でほぐれる柔らかさ!


さらに次々と登場した料理は、スチーマーで蒸し上げた「蒸し魚と野菜のフリット」やソースパンで仕立てたプラムのコンフィチュールを忍ばせる「傳モナカ」、蒸気がしっかり循環するスチーマーを使った「柑橘プリン」など、「Function 4」の機能を遺憾なく発揮。
白眉だったのは圧力鍋を使った「和牛頬肉の煮物」。箸でほぐれるその柔らかさは、かなりの時間と手間がかかるはず…と思いきや、長谷川氏によると「いつもは丸一日煮込むものですが、この鍋では1時間程度で仕上がりました」とのこと。驚きです! そもそもWMFは世界で初めて家庭用の圧力鍋を作った会社。高温調理を可能にする熱伝導はもちろん、使いやすさの面でも世界をリードするクオリティというわけです。
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家にあったら便利なのはもちろん、あれもこれも試してみたくなる…「Function 4」とは、料理を楽しくしてくれる、機能性抜群のお鍋なのでした!
(取材・文◎編集部)
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