速水もこみちさん推薦! 赤だけじゃないボルドーワインの新潮流「バリューボルドー」とは?

速水もこみちさん推薦! 赤だけじゃないボルドーワインの新潮流「バリューボルドー」とは?
食楽web

ボルドーワインの新しいトレンド「バリューボルドー」

 世間一般的には、ボルドーといえば赤、というイメージが強いかもしれませんが、このステレオタイプなイメージを刷新する新しい取り組み「バリューボルドー」をご存知でしょうか?

 ボルドーワインとは、簡単に言ってしまえばフランス南西部ボルドーを中心とした一帯で産出されるワインのことを指します。つまり赤に限らず、実際はさわやかなロゼや繊細な辛口の白、芳醇な甘口の白など、ボルドーワインはバラエティに富んでいるんです。

 こうした中、本当は多彩なボルドーワインの魅力をより多くの人に楽しんでもらおうと、フランスのボルドーワイン委員会が、高品質で低価格なワインを100本選出。「バリューボルドー」と銘打って公開し、話題を集めています。選び抜かれた100本には、赤、白、ロゼ、スパークリングに甘口ワインと、多種多様なタイプがそろっており、興味をそそりますよね。そして先日、そのPRイベントが、東京・表参道で行われました。

「バリューボルドー2018」の魅力は?

 このイベントには、ワイン好きとしても知られるタレントの速水もこみちさんも登場。ボルドーワインをもっと手軽に楽しむためのポイントや、よく合う料理などを紹介してくれました。

 まずは白。赤のイメージが強いボルドーですが、実はもともと白ワインの生産地だったそうです。ミネラルを豊富に含むボルドーの辛口白ワインは、ほどよい酸味と柑橘系の香りが特徴。おすすめのペアリングは、魚介類のなかでも、特に牡蠣とは相性バツグンとのこと。和食なら寿司を合わせるのもよさそうです。「赤ワインは苦手」「ワインのおいしさがよくわからない…」なんて人にこそ飲んでみてほしい、ということです。

 お次はロゼ。ボルドーのロゼワインは、上品でバランスがいいことで知られていますが、アペリティフ(食前酒)にはもちろん、メインの料理に合わせても負けないボディのある味わいが特徴なのだそうです。ロゼはカジュアルな場所で仲間たちとわいわい楽しむのにもぴったり。屋外でのフードイベントが増えるこれからの季節にも活躍してくれそうです。

ワインを片手に、おすすめ料理を語る速水もこみちさん
ワインを片手に、おすすめ料理を語る速水もこみちさん

 そしてボルドーワインを印象づける2018年の赤ワインは、優しくてソフトな口当たりが特徴だそう。「ステーキなど肉料理との相性の良さが知られるボルドーの赤ワインですが、ビターチョコレートやポテトチップスなど、お菓子と合わせてカジュアルに楽しむのもおすすめ」と速水もこみちさん。

「バリューボルドー2018」は、ワインショップエノテカをはじめ、国内ワインショップやバーなどで順次展開予定とのこと。素敵なレストランで背筋を伸ばして味わうワインもいいけれど、今年はもっと楽しく、もっと気軽にワインのある生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。