
90周年を迎えた「キリンレモン」がこの春、現代のライフスタイルに合わせた新しいキリンレモンを発売。4月10日の発売開始から1週間で1000万本を突破するなど、かなりの話題になっています。
気になる味ですが、瀬戸内レモンピールエキスと天然水を使っているだけあって、従来よりもさらにすっきりさわやかな印象。90年を経ても残り続けるブランドとして、パッケージも初代キリンレモンのボトルをモチーフに、麒麟のマークと90年の歴史を持つことを大きく打ち出したデザインに変更されています。
キリンレモンの歴史を振り返ると、誕生したのは1928年の春。「絶対二人工着色ヲ施サズ」を掲げ、「着色料を使わないこと」「人工甘味料を使わないこと」「ビンは無色透明であること」の3つにこだわって発売されたそうです。

当時の価格は25銭。あんパンが1つ5銭、ラムネが1本2銭だったとされるなか、高級品であったのではないかと推察されます。
